今期“月9”は、長澤まさみ×ルパン三世×ナインティナイン!?「コンフィデンスマンJP」秘話
「リーガル・ハイ」シリーズ(2012年ほかフジテレビ系)、「デート~恋とはどんなものかしら~」(2015年フジテレビ系)などでも知られる人気脚本家・古沢良太氏が描くドラマ「コンフィデンスマンJP」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)。日本ではあまり馴染みのない“詐欺師”が主演の異色ドラマで、巧妙に仕掛けられたトリックと笑いの伏線、大胆な展開にハマる視聴者が続出中だ。
そんな「コンフィデンスマンJP」はどんな思いで作られているのか。「見る人もだますつもりで書いた」という古沢氏への取材を交え、作品制作の裏側に迫る!
「ルパン三世」のように自由な時間軸で!
3人の詐欺師・ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が華麗なるだましのテクニックを使い、悪人から大金を巻き上げていくさまをコミカルに描く本作。時間軸にも縛られたくなかったとのこと。
「詐欺師の話ですので、とにかく“明るく痛快”にすると決めました。『○○編』ということにしたのは、連続ドラマですが一話一話が単独の話として、前後の話に相関関係がないようにしたかったんです。第1話、2話、3話…という放送順と作中の出来事の順番が、必ずしも同じではないという含みを持たせたかった。『あれ?これはいつ起こったことなんだろう』と思いながら見てもらうと楽しいかもしれないですね」(古沢氏)
この空気感は、1967年に連載を開始したモンキー・パンチの名作「ルパン三世」からヒントを得たものだという。
「特に漫画のルパン三世が好きで。原作のルパンは前半のころ、設定が決まってないんですよね。次元とか不二子が出てくるけれど、関係性が毎回違ったり、過去の設定も違っていたり。一話一話、その回の設定だけでやってるんですよ。
そんなことができたら面白いと思って、“続きもの”という感じにはしないようにしようと考えました。あまり人がやっていないようなことをやりたい、新しいドラマにしたいという気持ちが強くあります」(古沢氏)
毎週月曜夜9:00-9:54
フジテレビ系
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