映画「やっさだるマン」が4月21日(土)から公開される。それを前に、主演の佐藤永典(如月肇役)、須藤茉麻(赤畑里美役)、竹達彩奈(礒合優那役)が作品の見どころなどを語ってくれた。
「やっさだるマン」は、広島・三原市を舞台に、人気低迷の同市公式マスコットキャラクター・やっさだるマンの“ゆるキャラグランプリ”上位を目指して奮闘する、市役所の若者たちの青春ストーリー。
大森研一監督がメガホンを取り、主要キャストは大森監督の長編映画デビュー作である映画「ライトノベルの楽しい書き方」(2010年)のメンバーが再結集した。
――初めに、皆さんが演じられている役を教えていただけますか?
須藤:私は佐藤くん演じる如月肇と同級生で…んー!? あー!? 何だろう? 強い女!?
佐藤:唸った(笑)。
竹達:(笑)。
須藤:違う、違う。考えたんですよ! 多分、強い女でサバサバしているんで、若干そこは自分と似てるなと思うんですけど。結構真っすぐな子なので、自分にはそこが足りないなと思ってて。
そういう女の子になれたらいいなと思っていたし、結構作品の中ではビンタとか、思いっ切り佐藤君演じる肇を叩いていたので、ここの同級生コンビのバランスを見ていただけたり、彩ちゃんが演じる優那ちゃんが関わってくるのかっていうのが見どころなので、楽しみにしていてほしいです。
佐藤:僕はその幼なじみなんですけど、観光課で一緒に働いていて。学生の時に一回挫折を味わって、そこからずっとくすぶりながら生きている、何かをやりたいんだけど諦めるという、悶々としている男の子です。里美や、新しく観光課に来た優那ちゃんと関わっていって、少しずつ変わっていきますね。似ているところは…若干似ているのかな?
須藤:ちょっと弱々しいところとか?
佐藤:弱々しいというか、尻に敷かれるというか? 決断する時に、決められることもあるんですけど、どっちでもいいよって言ったり、面倒くさいから一歩引いていたり、そういう部分は僕も昔からあったので。
あと、朝起きたら劇中と同じような髪型になっていることがよくありますね。大森監督の作品は何度か出させていただいているんですけど、今までのコンセプトは全部「ダサくしてくれ」っていうことで。ヘアメイクも寝癖を作るだけなので、そういう見た目的な部分で適当なところは似ているかなと。
竹達:肇と里美が働いている市役所に新入りで入ってくるんですけど、風のようにフワッとやって来て、やっさだるマンが大好きって言ったら、同じ課に配属してもらえたっていう経緯があって。見た目はフンワリとした女の子なんですけど、実はすごく仕事ができて、教えてもらった事もすぐ飲み込めるポテンシャルの持ち主なんです。見た目とは正反対で、結構行動力があって、芯のある女の子だなという印象がありましたね。
私と似ているところは…憧れの方が強いですかね。私はわりと行動力もなくて、休みの日とかも家でグダグダしていたりとか。休みの前日とかに明日は休みだから、こうして、あれして、これしよう!みたいな予定を立てても、休みの日になった瞬間に何もできないっていう感じになってしまうので、優那ちゃんみたいに行動力があって、しっかりしている子に憧れを感じますね。
4月21日(土)シネ・リーブル池袋ほか全国順次ロードショー
監督・脚本=大森研一
出演=佐藤永典、須藤茉麻、竹達彩菜、宮川一朗太、野々村俊恵、清水美沙、目黒祐樹ほか
公式サイト=darumans.com
(C)2018「やっさだるマン」製作委員会
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