アニ☆ゆめproject×生テレ企画の勝者が決定！ ライブイベント「楽園のなくしもの」レポート
去る2月16日から3月14日まで「生テレ」で行われた「アニ☆ゆめproject 新曲センター争奪戦」。
声優ユニットアニ☆ゆめprojectと生テレのコラボ企画で、テレビアニメ『僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件』のエンディングテーマ「恋のヒミツ」でメジャーデビューを果たしたユニットpua:reを筆頭に、アニ☆ゆめprojectのメンバーたちが生テレで個人配信バトルを敢行。ランキング1位のメンバーは、新曲でセンターに任命されるというものだ。
この過酷な戦いを制したのは、『艦隊これくしょん -艦これ-』瑞鳳役などで知られる小松真奈。4月8日に開催された、アニ☆ゆめproject主演ライブイベント「アニ☆ゆめスペシャル 楽園のなくしもの」で、センターで歌い踊る姿を初披露し、その模様を生テレで録画放送するとのことで、潜入レポートを敢行！
桜も散り、汗ばむ陽気の当日。会場である「Space emo 池袋」は開場前からファンの長蛇の列ができていた。
午後1時。第1部のステージがスタート。アニ☆ゆめprojectの春らしいキャッチーな楽曲「SHINING☆DREAM」で幕を開けると、満員のファンはいきなり息ピッタリのコールで応えた。
この日、司会を務めたのがpua:re。司会は初だという彼女たちは、少し緊張気味だったが、「もっと声出していきますよー！」という煽りにファンも「イエーイ!!」と盛り上がり、メンバーにもようやく笑顔が。続いてpua:reがデビュー曲「恋のヒミツ」を熱唱したが、さすが歌と踊りは専売特許！ 司会での緊張は嘘のように、会場を沸かせた。
続いてはゲストの登場。なんとこの日は、彼女たちの先輩である人気声優、野水伊織と吉田仁美が登壇した。イベントタイトルである「楽園のなくしもの」が、吉田が主題歌を担当し、野水が声優デビューを果たしたテレビアニメ『そらのおとしもの』から取られたことを告げられると、お互いが「なつかしい！」と当時を回想。“今だから話せるエピソード”として、遅刻エピソードなどを語り、笑いを誘った。
そして、生テレの公開録画がスタート。個人配信バトルの表彰式と題し、まずはそれぞれが戦いを終えた感想を語った。「生配信で緊張しましたが、皆さんのコメントなどが温かかったです！」（水谷麻鈴）、「配信を観てくれた親から『何だかすごく楽しそうだね』って言われました（笑）」（山田奈都美）など、各々がコメントした後、いよいよ優勝者の小松真奈がマイクを取った。「皆さんのおかげでセンターを取れました！ あなたのおかげです!!」とカメラ目線でアピール。優勝の瞬間は「1人で結果を見るのが本当に怖くて…見ずに寝ようかなと思ったんですが（笑）、皆さんのツイートなどで優勝を知りました」とドキドキしていた様子を回想。さらに苦労や工夫を聞かれると「配信は（ほかの配信者の）たくさんの枠があるので、少しでもインパクトがあるように衣装にもこだわったり、声優らしく朗読をしたり、工夫しました」と語った。最後に「皆さんのおかげで一番星になれました！ 一番輝きたいと思います!!」と頭を下げると、会場からは割れんばかりの拍手が。そして新曲「いつか、またね。」をワンコーラスだけサプライズ披露。しっとりとしたイントロから、エモーショナルなサビが印象的な楽曲で堂々とセンターを務め、歌い終わった後は「はぁ～～～～～!! 生テレの1000倍、緊張した～～～～～!!」とまぶしい笑顔を見せた。
その後、再び野水伊織と吉田仁美がステージに。優勝者、小松へのアドバイスを求められると「元気でがんばり屋なので、今後の活躍を楽しみにしてます！」（野水）、「たくさんのいい仲間に囲まれているので、これからも楽しんで活動してください！」（吉田）とエールを送った。
そして、吉田がテレビアニメ『我が家のお稲荷さま。』のオープニングテーマである「KI-ZU-NA〜遥かなる者へ」ほかを熱唱。また、野水がテレビアニメ『問題児たちが異世界から来るそうですよ？』のオープニングテーマ「Black † White」などをアーティスト・野水いおりとして歌い上げ、会場の熱気はピークに達した。
アンコールでは、アニ☆ゆめprojectが「初恋」、pua:reが「夏色のナンシー」と懐メロをキュートにカヴァー。さらに、吉田、野水がこの日だけのスペシャルなデュエットで「Ring My Bell」を歌い、見事にイベントを締めた。
アニ☆ゆめprojectを代表しリーダーの村井理沙子が「吉田さん、野水さんをはじめ、素敵な皆さんと一緒にステージに立てて光栄でした！」と感想を述べると、会場からはこの日一番の拍手が巻き起こった。
汗だくになりながら初々しさの残るステージングで魅せたアニ☆ゆめproject、初の司会に緊張しながらもファンを楽しませようと奮闘したpua:re、そして先輩として確かな実力を見せつけながらも、後輩たちを絶妙にサポートした吉田、野水…。三位一体となり「より良いステージに！」という高みを目指したパフォーマンスがすがすがしい気持ちにさせる、演者もファンも笑顔にあふれたイベントだった。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
https://thetv.jp/news/detail/144467/
生テレ表彰式の動画はコチラ（2018年5月17日まで公開予定）
https://youtu.be/5baonx1vCyw/
