――主人公・重藤成一郎の20代・40代・60代と34年間を演じてみて、いかがでしたか。
これまでも、年代を移ろわせながら演じていく役柄には御縁がありましたので、役柄に対しては苦慮することなく演じることができました。むしろ、その環境の変化を楽しませていただきました。
――作品は既にクランクアップしましたが、撮影で印象に残っているエピソードを教えてください。
この作品は、ご存じの通り厳しい寒さの続いたこの冬に、ロケを中心として撮影が進められました。そんな環境の中、夜間に行われた雨のシーンでは、降らせた雨が地面でみるみるシャーベット状に凍っていくのを確認しながら、雨具も持たずにずぶ濡れになって演じたのは、忘れがたい一コマです。
――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
硬派で骨太な作品を創っている実感が、撮影中から感じられました。仕上がりは、きっとその予感を更に上回ることでしょう。どうぞ御期待ください。
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