「やれたかも委員会」の山口(雅俊)監督に出会ったのがその時期ですね。
当時はプロデューサーで、「ロング・ラブレター~漂流教室~」で出会って、「ランチの女王」(共に2002年フジテレビ系)と続けて。
俳優の芝居を真正面で正座して見るから、変わった人がいると思っていました。いい意味で、ですよ(笑)。
役者としてはコメディー作品に挑戦したくて、マネジャーに言い続けていました。やったことのないものは全部やってみたかったんです。
やまだ・たかゆき=1983年10月20日生まれ。主演映画「50回目のファーストキス」が6/1(金)公開。出演ドラマ「やれたかも委員会」(TBSほか)が放送中。
高校を卒業するころ、沢木耕太郎さんの「深夜特急」という本に影響され、アジアからヨーロッパまで旅をしました。
香港やパリ、ミラノをファッション・ウイークの時期に訪れ、現地でモデルの仕事をしてお金をもらっては旅費に替えていました。
とにかく18歳の今しかできないことをやってみたくて、その一つがバックパッカーでした。
でも、実は無鉄砲というよりどの年代より心が繊細な時期。今、振り返るとそうだったと思います。
さいとう・たくみ=1981年8月22日生まれ。A型。長編初監督となった映画「blank13」が公開中。
高校を卒業した18歳のとき、ずっと憧れていた映画のレイトショーに行くことができました。
お仕事がオフの日は、お昼から夜までずっと映画を見ると決めて、たくさん映画を見た翌日は一日その余韻に浸る…。
18歳って、まだ大人じゃないけと、もう子供でもないから、少しだけ背伸びができるレイトショーが私にとってのぜいたくな大人の時間でした。
高校を卒業して、少しだけ時間にゆとりができたので、ヨガ教室に通うようになりました。
お仕事がオフの日は、朝からヨガをして、健康に気を使った食事をして、よるは映画を見る…大人気分でちょっと調子にのった時期です(笑)。
エビ中では、自発的に行動することを目標に、ソロコンサートで作詞作曲に挑戦したり、18歳から19歳までの時間をとても大切に過ごしました。20歳に向けて、私自身を成長させる準備期間第1段として、18歳はいろいろ挑戦した年でした。
大学受験が一段落した18歳のころ、仕事の合間を縫って運転免許を取りに行きました。
季節の影響か、私が雨女なのか分かりませんが、ウキウキのはずの路上教習では、ほとんど雨(笑)。駐車練習の時はミラーが見えないほどの大雨だったことも…。
おかげで、今は雨の日も怖がらずにドライブしています。最近は週3回のペースで運転をして、気分転換をしています。