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ノンスタ・井上の初主演は死体役…映画『耳を腐らせるほどの愛』舞台あいさつ

2018/04/26 18:31

現場の雰囲気が楽しかったと語る森川葵
現場の雰囲気が楽しかったと語る森川葵 ©「耳を腐らせるほどの愛」製作委員会

4月22日(日)、那覇市の桜坂劇場で「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」TV DIRECTOR'S MOVIE『耳を腐らせるほどの愛』の上映と舞台あいさつが行われ、森川葵NON STYLE村田秀亮(とろサーモン)、豊島圭介監督が登壇した。

本作は、NON STYLEの石田明が脚本を担当し、相方の井上裕介が映画初主演を務め、実力派の漫才コンビがタッグを組んだ意欲作。

上映前に行われた舞台あいさつで豊島監督は「石田さんの脚本がほんとにおもしろくて、このおもしろさを映像にするにはどうしたらいいのかと悩みながら撮りました」と苦悩するも、石田の脚本センスを絶賛。当の石田は「ほんとにくだらないものを作りました。気を抜いて見てください。みなさんにとって最も無意味な時間になると思います」と拍子抜けのコメントに会場から笑い声が上がった。そして、主演なのに“死体役”という井上は「終始死んでます! 死の演技を見てください」とコメント。石田が「井上が死んでいる状態が一番おもしろい」と付け加えると、またもや会場は大爆笑となった。

森川は「現場の楽しかった雰囲気が映画にも出ていると思うので、そこも楽しんで見ていただきたいです」とアピール。一番印象に残っているシーンを聞かれると「ヤマイモたっぷりのお好み焼きを作るシーンがお気に入りです」と答え、「あそこ、かわいいシーンですね」と出演者一同が賛同していた。

すると突然、石田がTシャツ・ハーフパンツ姿の井上に対して「なんやその服は! 主演の格好ちゃうがな」とツッコミが。すかさず、とろサーモン村田も「レンタルビデオ返しに行くときの服装やろ!」と重ねるが、井上は「舞台裏でたとえてくれた時よりヘタくそになってる」と実力が出せなかった2人にダメ出しをして会場の笑いをさらった。

共演者である信江は観客として来ていたが、出演者に見つかり、舞台上であいさつをする展開に。「私の濡れ場があるので男性陣は楽しみにしていてくださいね」とお茶目にアピールすると、場内からは笑いとともに、温かな拍手が起こった。

最後に監督は「おもしろいことしかないので思いっきり笑って観てください」とコメント。これから始まる上映に観客の期待をあおり、舞台あいさつは幕を閉じた。

映画『耳を腐らせるほどの愛』は、2019年公開予定。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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  • 現場の雰囲気が楽しかったと語る森川葵
  • 舞台上で格好をイジられるノンスタ・井上
  • 観客として来ていた信江勇も加わって撮影

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