吉高由里子主演「正義のセ」今からでも間に合う、作品の楽しみ方を解説!
“ツンデレ”男性陣がたまらない!
そんな凜々子が人間として成長していく上で欠かせないのは、パートナーの相原(安田)、凜々子の先輩で港南支部のエース検事・大塚仁志(三浦翔平)の存在だ。
冷静さを欠く凜々子に「老婆心ながら一言だけ…」という枕詞で、2つも3つも小言を言ってしまう相原。
相原は、凜々子を“理解しがたい新人”と思いつつ、徐々に「弱き者を救いたい」という凜々子の情熱に一目置くようになる。
それが印象的に描かれたのは、第1話で決定的証拠を見つけた際には凜々子から求められたハイタッチを相原は拒否。しかし、第3話では、ついハイタッチに乗じてしまい、「あ、やっちゃった」という表情を浮かべた。今後はもっと2人の関係を象徴するハイタッチが出てくるのではと期待してしまう。
大塚も、凜々子に「戦力外」「検事失格」「お前にはこの事件は無理」と厳しい言葉を浴びせるが、いつもどこかで凜々子の仕事ぶりを見てくれている。
一歩引いたところから見守り、時にはヒントを与え、凜々子にさまざまな経験をさせる大塚。ただの口の悪い上司ではなさそうだ。
2人の“ツンデレメンズ”に大事にしてもらう凜々子をうらやましく思う一方で、凜々子を応援したくなる気持ちは相原、大塚と共感できる部分だ。
ぜいたくな竹村家シーン!
凜々子を人間らしく描く上では、家庭でのシーンも重要な場面だ。生瀬勝久演じる父・浩市、広瀬アリス演じる妹・温子、宮崎美子演じる母・芳子と凜々子の掛け合いはついつい笑わせられる。
このにぎやかなやりとりでも1つのドラマができそうな、見ごたえある竹村家のシーン。4話以降もドタバタな展開が待ち受けている。
毎週水曜夜10:00-11:00 日本テレビ系で放送
原作=阿川佐和子「正義のセ」シリーズ(角川文庫)
脚本=松田裕子ほか
チーフプロデューサー=西憲彦
プロデューサー=加藤正俊、鈴木香織
演出=南雲聖一、明石広人、岩﨑マリエ
主題歌=福山雅治「失敗学」
出演=吉高由里子、安田顕、三浦翔平、広瀬アリス、平埜生成、塚地武雅、宮崎美子、寺脇康文、生瀬勝久ほか
【HP】https://www.ntv.co.jp/seigi-no-se/
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