2018年冬クールに放送されたドラマを対象に開催した「週刊ザテレビジョン 第96回ドラマアカデミー賞」で、最優秀主演男優賞に「99.9-刑事専門弁護士-SEASONII」の松本潤が輝いた。
前シリーズに引き続き、刑事専門弁護士・深山大翔を演じた松本は、自分が納得するまで捜査を続ける執念深さ、そしておなじみの親父ギャグといった要素はそのまま、木村文乃ら今作から参加した新キャストとも抜群のチームワークを築いてみせた。
「くせのあるキャラクターに愛嬌があった」「確固たる代表作になった」と、視聴者からもあらためて、“ハマり役”との評価を集めた松本に、受賞のコメントをもらった。
--弊社のドラマアカデミー賞で、読者、TV記者、審査員、全ての分野で多くの投票があり、松本潤さんが最優秀主演男優賞に選出されました。受賞のお気持ちをお聞かせください。
ドラマの最終回が放送されてから2カ月弱。「99.9-刑事専門弁護士-SEASONII」の思い出がまた一つ増えました。選んでくださった皆さまに感謝申し上げます!
--「SEASONIIでも変わらない雰囲気がよかった」という声が多く寄せられました。SEASONIIをやるにあたり、難しかった点や逆にやりやすかった点はありますでしょうか?
変えずにやる部分と変えた部分をバランス良く見せられたらいいねと、皆で話してからスタートしました。特に物語前半の撮影では意識していました。
ーー香川照之さん、片桐仁さんらおなじみのメンバーと集まり、演技をしてみて、あらためて思うことを教えてください。
よりチームワークが良くなった分、芝居のテンポやそれぞれの動きが良くなったのではないでしょうか。大変でしたが楽しい思い出ばかりです。
--SEASONIIで新しく加入した木村文乃さん、馬場園梓さんなど、新メンバーとの共演はいかがでしたか。感想をお聞かせください。
木村(文乃)さん、馬場園(梓)さん、そして(笑福亭)鶴瓶さんをはじめ、新たに加わってくださった皆さんのおかげで新たな展開を作る事ができたと思います。今回からの参加は本当に難しい作業だったと思いますが、皆さん楽しんで現場を過ごしてくださいました。それが嬉しいです!
--この作品の魅力の1つに「斑目法律事務所」や「いとこんち」の“チームワークのよさ”があると思います。このチームワークの良さはどこから来るものなのでしょうか?
言葉では言い表せません。どのスタッフも他の現場でも本気でやっていると思いますし。でも、それぞれのバランスといいますか、何かがピタッとハマるとこういう現場になるという…。不思議な縁を感じます。このチームで作品を作れた事にあらためて感謝します!
ーー前作に引き続き、「オヤジギャグ」も大きな見どころの1つになりました。「オヤジギャグ」の生みの苦しみなど、印象に残っていることがありましたら、教えてください。
ギャグがなかなか決まらずに、現場でギリギリまで粘ったこともありますし、前々から準備をしていたものなど、いろいろなギャグがありましたね(笑)。木村監督と一番打ち合わせをしたのはオヤジギャグかもしれません(笑)。
ーーあらためて、これまで多くの作品に携わられている松本さんにとって、「99.9―」はどのような作品となりましたでしょうか? また、SEAONIIIに期待してよろしいでしょうか?
本当にたくさんの方に楽しんでいただけた、掛け替えのない作品になりました。僕は制作スタッフではないので、次があるのかは分かりません(笑)。でも、そう言っていただけるような作品に出演できて幸せですし、これからも頑張りたいと思います。ありがとうございました!
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