「おっさんずラブ」貴島Pも感動!芝居のリアリティを追及する林遣都のすごさとは?【おっさんずラブ連載】
部長の部屋は刑事部屋をイメージ
恋する矢印が複雑に入り組んでしまっている、天空不動産のセットにも潜入。細部にもこだわりがたくさん詰まっており、「関東エリア1位の成績を誇る“家を売る人たち”が働く職場だ、ということを意識しました。家を売るということは人の人生を売る商売でもある。そんな彼らが働く場所なので、明るくてオシャレで勢いのある感じにしたいなと」(貴島P)。
さらに、職場での激しい恋愛模様が繰り広げられるため、「真ん中に共有のオープンスペースを作りました。会議や朝礼もできますし、お昼を食べたりとか、いつもお互いの顔が見える作りにしました。これから人間関係が発展していくときに、みんなの顔が見えやすい方がおもしろいですよね」と込められた思いも。
さらに、春田が自分の隠し撮りを見つけてしまった部長の部屋については、「『太陽にほえろ!』の刑事部屋みたいにしたいという監督の思いがあり、ガラスにブラインドをつけて、のぞけるようにしました。のぞくシーンのために作ったそうです(笑)」(貴島P)
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