――鈴木さんとのトークの中には、いろいろとヒントがあったと思うのですが…。
実方:そうですね。すさまじかったですね(笑)。僕たちがこんなに自分らのことを分かっていなかったんだと思いました。初めてお会いしたおさむさんの方が、自分らのことを分かっているという。「この状況は何なの?」みたいな(苦笑)。
池田:「今、世に出たレインボーはこう見えているんだよ!」っていうのをおっしゃってくくださった気がして。客観的な意見をいただけて良かったです。できることを全部やるのではなくて、今あることを掘っていくという…。
実方:僕たちはこんなこともできる。あんなこともできるというので、頭がいっぱいだったのかもしれないです。でも、実は違ったんですね。
実方:やっと分かった気がする。
池田:確かに。今日は、めっちゃ収穫がありましたね。
――今後どんな芸風を目指していかれたいですか?
実方:それが、まだ分かっていなかったですね。池田も僕も漠然と面白いことをやろうと思っていたのが、おさむさんのアドバイスのおかげで一歩道ができた気がします。「最初、なんでウケけないことを半年間やり続けたんだろう?」というのをちゃんと思い出したら、答えが出た気がしますね。
――ここまでやり続けられたのは、2人が面白いと思っていたからですか?
実方:そうですね。2人とも面白いと思っていたことだったんで。
池田:「ボケないやん!」とか、「ツッコミないやん!」みたいな話にはならなかったんです。
実方:第3者に見せた時に「えっ?」って思われることを、僕らは楽しくできたので。
池田:作家さんには、「ウケない」とか言われていたんですけどね…。
実方:ずっと言われていましたね。でも、1人だけ、「いいねー」って言ってくれていた作家さんがいましたね。それ以外の人には「馬鹿なんじゃないの?」って言われていました(苦笑)。
池田:ウケてないし、ボケもないし、みたいな感じでいたからね(苦笑)。
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