RYUICHI が語る、LUNA SEA誕生日ライブ
昨年メジャーデビュー25周年を迎え、また新たなステージへと突入したLUNA SEA。そんなRYUICHI(Vo)、SUGIZO(Gt/Violin)、INORAN(Gt)、J(Ba)、真矢(Dr)の5人の始まりは、1989年5月29日の東京・町田での初ライブだった。以来、5月29日は「LUNA SEAの日」としてメンバーやファンに大切にされ続けている。
記念日をファンと分かち合いたいというメンバーの思いから、昨年に続き、5月29日に日本武道館で一夜限りのプレミアムライブが実現。フジテレビNEXTでは、このライブを終演まで独占完全生中継する。この誕生日ライブにかける思いを、RYUICHIが語ってくれた。
「もう、あっという間に29年だよね。昔、あるプロデューサーに言われた言葉があるんです。その年5万人集めたアーティストがいて、じゃあ10年後はどうなんだと。もしかしたら10年経つと、お客さんが集まらなくなっていたり、解散しちゃっていたり、まぁLUNA SEAも終幕をして活動をしていなかった時期もありますが。だけど毎年2,000人の会場を中心にずーっと埋め続けているアーティストがいたら、いつかは追いつきますよね。つまり、今売れていることやファンを大事にすることも大切なんだけど、一番大事なのは自分たちのペースを作り、自分たちが求められている音楽の世界で、しっかりと自分たちの座るべき椅子を手に入れれば、会場規模の問題じゃないと。それを続けていくことこそが一番大事なんだということを言ってくれたんです。その言葉を周年毎に思い出すし、気が付けばもう29年かと。本当にファンのみんなには感謝しかないし、恋愛とは違うけどこの5人がめぐり逢った奇跡を、改めて噛み締めています」