そして近年、コメディーや挑戦的な作品への出演が目立つ山田。今や老若男女から愛され、日本映画界を代表する俳優の1人として、最近では歌手活動にプロデュース業など、俳優の枠にとらわれない唯一無二の存在としてエンタメ業界をけん引している。
そんな彼が最新作「50回目のファーストキス」でいよいよラブストーリーに帰還する。
久々となるラブストーリーへの出演について、山田は「脚本を読む度に、こんなに笑って、こんなに泣いたのは初めてではないだろうか。ラブストーリーとして素晴らしく感動的で、コメディーとして素晴らしく面白い」と本作への熱い思いを吐露。
振り返れば若手時代の山田といえば、今をときめく人気女優を相手に数々の作品に出演してきたイケメンラブストーリー俳優だ。
ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年、TBS系)での綾瀬はるかを皮切りに、映画初主演作となった「電車男」(2005年)では中谷美紀、さらには石原さとみに沢尻エリカといった美女たちとの恋愛遍歴を誇る。
今作では「そのときは彼によろしく」(2007年)以来、映画では11年ぶりの共演となる長澤を相手に、大人のラブストーリーに挑む。
事故の後遺症により、新しい記憶は1日で消えてしまう短期記憶障害を負っている長澤演じる瑠衣。
そんな彼女に出会い、一生に一度の恋をする山田演じる大輔は毎日、瑠衣に告白し続けるも、まるで自分のことを覚えていない。
そんな中、持ち前の機転と努力で遂に瑠衣と付き合うことに。瑠衣をいちずに思いながら、奮闘する大輔の姿に女性なら誰もがもとりこになることだろう。
「電車男」やセカチューなどで社会現象を巻き起こした俳優・山田のラブストーリー“帰還”に、うさんくさい仏も雲の上からほほ笑んで見ていそうだ。
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