テレビ朝日系で7月にスタートする木曜ドラマ「ハゲタカ」の主演に綾野剛が決定。テレビ朝日の連続ドラマ初主演となることが分かった。
「ハゲタカ」は、2004年に刊行された真山仁の同名小説で累計230万部を突破した大ヒット作品。バブル崩壊後の1997年、“失われた10年”の渦中にあった日本に突如として現れた外資ファンド代表の鷲津政彦(わしづまさひこ)は、“ハゲタカ”と激しいバッシングを受けながらも、不良債権を抱えた“大銀行”や経営不振の“名門企業”へ次々と買収劇を仕掛け、鮮やかに勝利していくさまを描いた。
そして、サラリーマンたちから圧倒的な支持を集め、『買収のスペシャリスト』として、対象企業を誰よりも徹底的に調べ上げ、丸裸にし、闘いに挑む、そんな圧倒的なカリスマ性で突き進んでいくダークヒーロー・鷲津の姿は、男性だけでなく、多くの女性たちをもとりこにしていた。「最強の企業買収者」と日本を震撼させた男が、腐敗した企業、そして日本経済界へ大胆に、そして痛快にメスを入れ、次々と革命を起こしていく。
今回、綾野が演じる役どころは、若くして企業買収や債権処理で数々の実績を上げ、畏怖の念を込めて「ゴールデンイーグル」と呼ばれた男。1997年に帰国し、投資ファンド『ホライズンジャパン・パートナーズ』を設立し、代表取締役に。鷲津は、企業を食い荒らす“ハゲタカ”と日本中からバッシングを浴びながらも、大手銀行や日本のリーディングカンパニーを相手に大胆で圧倒的な買収劇を次々と仕掛け、莫大な利益を上げていく。そこに隠された彼の本当の目的とは…。
ドラマでは、『平成』と共に生きた鷲津の軌跡、特にその20年の時を、1クールの中でスピード感を持って、ダイナミックに描かれる。さらに、原作小説「ハゲタカ」「ハゲタカⅡ」で描かれた壮絶な企業買収の物語に加え、ドラマオリジナルとなるエピソードも登場。2018年の「ハゲタカ」物語として、同じ時を生きる鷲津が何を見て、何を思い、どんな行動に打って出るのか。鷲津の“現在”を、原作者・真山が今回のドラマ化のために原案を書き下ろし。その原案をもとにドラマも描かれていく。
“利益相反”と“忖度”で腐りきってしまった企業の上層部を叩き、会社を蘇らせる、平成を生き抜いた伝説の“企業買収者”鷲津政彦。新たに誕生する“スペシャリスト”の闘いに大注目だ。
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