さまざまな“愛のカタチ”を描き、SNSを中心に話題沸騰中の土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ」(毎週土曜夜11:15-0:05テレビ朝日系)。女好きなのに全くモテない33歳の主人公・春田創一(田中圭)が、頼れる上司だが実は乙女心を隠し持つ黒澤武蔵(吉田鋼太郎)とルームシェア中のイケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)から、愛を告白されたところから始まった、この春一番ピュアなラブストーリーとなっている。
今回、春田の幼なじみで「居酒屋わんだほう」の看板娘・荒井ちずを演じる内田理央にインタビューを敢行。既成概念を覆すラブストーリーに参加した率直な気持ちや、恋に落ちる瞬間などを語ってもらった。
みんなに愛を持って接している女の子です
――出演すると聞いたときはいかがでしたか?
スペシャル版をまだ見ていなかったんですが、初めてドラマタイトルを聞いて面白い名前という印象でした。それから台本をいただいて、本当に面白くって、台本を読むだけで笑っちゃいました。だから、台本を読んでからは撮影が始まるのにすごくワクワクしました。スペシャル版も見させていただいたら、本当に面白くってより楽しみな気持ちになりました。
――内田さんが演じる、ちずはどんな人物ですか?
春田の幼なじみで、(ちずの中で)“絶対に春田はない!”と思っていたけれど、ちずも参入していく展開になっています。ちずはあまり女っ気もなく、男性とも対等に話せる部分は自分と近いので、とても演じやすいです。私は、上司を殴ったりはしないですよ(笑)。
――春田から、恋愛相談をされても応援するシーンが印象的でした。
恋愛に対してフラットな目線で、みんなを応援していますよね。自己中心的じゃなく、みんなに愛を持って接している女の子です。偏見も全くないから、「好きなら仕方ないじゃん」って言えるんだと思います。
――では、内田さんが男友達から、春田のように相談されたら?
私もちずと同じことを言うかも。好きならいいじゃんって思います。行っちゃえ!って言っちゃうかも(笑)。でも、実際にそういうシーンを目の当たりにしてしまうと、すごく仲の良かった幼なじみが急に離れちゃうような気がして、ちずも切なくなってしまうかもしれません。そこで、今までそばにいてくれたのに、もうそばにいられないことに気付くのかもしれないですね。