5月19日(土)、那覇市のテンブスホールで「2018ミス・アース・ジャパン沖縄代表選出大会」が開催され、「ミス・アース・ジャパン沖縄」に嘉手川奈菜(かでかわなな)さんが選ばれた。
「ミス・アース」は、ミス・ユニバース、ミス・インターナショナル、ミス・ワールドと並ぶ世界4大ミスコンテストの一つとして数えられる世界規模の美の祭典で、2001年から開催され、昨年は83カ国が参加。大会を通して、環境保全に対する意識を促進することを目的としており、クリーン活動やボランティア活動などを積極的に行っている。今回の沖縄選出大会は昨年に続き、2度目の開催で、書類選考などを勝ち上がった7名のファイナリストが大会に挑んだ。
容姿やスピーチ(表現力)、ウォーキング(姿勢)、環境保護への意識を中心に審査し、審査員と会場に集まった観客の投票によって、嘉手川さんが選出された。なお、「ミス・エア・ジャパン沖縄」に玉城日菜乃(たまきひなの)さん、「ミス・ウォーター・ジャパン沖縄」は、田場千樹(たばせんじゅ)さんに決まった。
嘉手川さんは、名前が呼ばれた瞬間、顔を手で覆いながら喜びをかみしめると、目から涙をこぼした。「ビックリしました。まさか自分が選ばれるとは思っていなかった。スピーチも不安だらけだったが、応援に来ているみんなの顔を見て、安心して挑めた」と応援団へ感謝の言葉を。接客業とモデルの仕事をこなす嘉手川さんは、覚えることが苦手で、今回のスピーチも朝昼晩必死に覚えたという。「(日本大会に向けて)暗記力を高めるとともにコミュニケーション力を更に磨きあげたい」と語ると、「(環境問題について)まだ分からない事も多いが、みんなが住んでいる地球なので、“自分たちが住んでいる所は自分たちで(守る)”という意識を持って、環境問題への取り組みをみんなへ発信していきたい」と日本大会へ意欲を見せた。
沖縄代表の嘉手川さんは、7月に行われる日本代表選考会に進み、それに選ばれると12月に行われる予定の世界大会へと進むことになる。