「ラブリラン」クランクアップで中村アン号泣! 「この作品は私の財産になりました」
毎週木曜、日本テレビ系にて放送中のドラマ「ラブリラン」。このほど、神奈川のロケ地で最後の撮影が行われ、主人公・南さやか役の中村アン、町田翔平役の古川雄輝、鷺沢亮介役の大谷亮平ら、主要キャストがクランクアップを果たした。
同ドラマは、天沢アキによる同名漫画が原作の新感覚ラブコメディー。ひょんなことから直近3カ月の記憶をなくしてしまったさやか(中村アン)が、会社の後輩・町田(古川雄輝)と幼なじみ・亮介(大谷亮平)の間で、気持ちが揺れ動く姿が描かれている。
5月24日(木)放送の第8話では、「私たちが別れた理由を知りたい」というさやかに対し、町田は「あんたから別れたいって言いだしたんだ。あの人のことが忘れられないって」と告げ、さやかはがく然とする。亮介への想いと町田への想い、どちらが本当の気持ちなのか分からなくなってしまったさやかは、悩みを打ち消すように仕事に没頭していくが…。
涙、涙…の中村に、男性陣から熱いハグが!
最後の撮影となったのは、さやかが町田に「私、全部思い出したの」と告げる、6月7日(木)放送の最終回における重要なシーン。スタッフの「オールアップ」の掛け声が響くと、中村、古川にはスタッフから大きな拍手と労いの言葉が送られた。
さらに、2人の撮影が終わるのを待っていた大谷やスタッフから花束、プレゼントが渡され、中村は感極まりながらも笑顔を作り、古川、大谷、監督、プロデューサーと順番に熱い抱擁を交わした。中村は初主演という重圧から開放されてホッとしたのか、大粒の涙を流して号泣。大谷は「さやか、お疲れさま」と言葉をかけ、場を和ませた。
中村は「皆さん、本当にありがとうございました。私は人生で初めての主演ということで、良い経験をさせていただきました。今まで感じたことのない感情と毎日戦いながらの撮影でした。
私自身も30歳で、こんな大きなチャンスを頂きまして…。支えてくださっている皆さんの顔を見て、毎日がんばることができました。こんなにも皆さんを大切に思い、心から感謝したことは初めてだと感じています。古川さん、大谷さん、ありがとうございました。
恥ずかしいですが、スタッフの皆さんには、お芝居を基礎的なことからきちんと教えていただき、お金では買えない、かけがえのない時間を過ごせて私の財産になりました。本当にありがとうございました!」と、感謝と共に声を詰まらせながら充実した撮影の日々を振り返った。
中村と共にクランクアップした古川は、「お疲れさまでした。あっという間に終わってしまったんですけど、町田としていられるこの期間が楽しくて幸せな時間でした。この作品に出演できて本当に良かったです。ありがとうございました」とあいさつした。
一方、大谷はさやかに優しい言葉をかけるシーンでひと足先にクランクアップ。監督からOKの声がかかると、盛大な拍手に包まれた。そして花束を渡してくれた中村から熱い抱擁をされる。このシーンに出演しなかった古川も駆け付け、大谷にプレゼントを渡して労いの言葉をかけた。
大谷は「皆さん、本当にお疲れさまでした。最初から最後まですごく楽しくやらせてもらいました。この現場は僕がロケの時、雨や風、嵐が結構多くて、スタッフによくイジられたんですけど(笑)、最後はすごい晴れ晴れとした天気で終われて、今は最高の気分です。こんな素敵な作品に関われて幸せでした。ありがとうございました」と笑顔で語った。
毎週木曜夜11:59-0:54
日本テレビ系にて放送中