高校生役をずっと演じるのは難しい
――初回放送では、回想シーンのセーラー服姿が話題になりました。
実は、役でセーラー服を着ることって1年に1回くらいあるんです(笑)。回想シーンなので演じるのは一瞬なのですが、高校生役をずっと演じるとなると難しいと思います。今回は、萌奈佳の父が死んで悲しんでいるシーンだったので、何となく子供っぽい言い回しをしたりと、考えながら演じました。
――塙さんも今シーズンからの参加となりますが、共演されてみていかがですか?
塙さんが演じられる役は、突然ひょっと現れてせりふを言うのですが、とても面白いキャラクターだと思います。実際の塙さんも穏やかで楽しい方なので、共演してみて違和感がないというか、初めてという雰囲気がないんです。撮影中も基本まじめな方なのですが、塙さんはお子さんもいらっしゃって、私も子供が二人いますので、たまに子供の話とかをしています。
内藤さんや金田(明夫)さんなんかは、塙さんに漫才のネタについて聞いていたりしますね。塙さんのお誕生日を現場でお祝いさせていただいたのですが、ちょうど桜が満開のシーズンだったので、とてもきれいだったのを覚えています。
――現場の雰囲気はいかがですか?
「警視庁・捜査一課長」は、撮影がとてもスピーディーなので、なかなか皆さんとゆっくり話している時間がないんです。誰かが衣装替えをしている1~2分とか、カメラのセッティングを待っている間で少し話す、という感じで。撮影が早く終わる日もあまりないので、「このあとご飯食べに行こう!」ということも難しいですし…(笑)。なので、空き時間がたまにあると本当にうれしくて、とても楽しいです。