<半分、青い。>劇中曲が「東京ラブストーリーっぽい(笑)」と話題に
まるで1990年代のトレンディードラマのようなシメ曲――。永野芽郁がヒロインを務める連続テレビ小説「半分、青い」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほかNHK総合ほか)で流れた劇伴(劇中音楽)が視聴者の心を揺さぶっている。
反響を呼んでいるのは5月26日放送の第48回で描かれたラストシーン。秋風羽織(豊川悦司)に自作の漫画をダメ出しされた鈴愛がなじみの喫茶店「おもかげ」でふさぎこむ場面だ。
おもかげでアルバイトを始めていた正人(中村倫也)がやってきて、生クリームがたっぷり載ったパフェを置き「初めて作ってみた」「元気出して~のプレゼント」とほほ笑む。驚いた鈴愛は、秋風にダメ出しされた自作漫画のセリフ「あなたが私の王子様」をつぶやく。
その直後に流れた劇伴が、視聴者を30年前にタイムスリップさせたのだ。昭和の終わりから平成初期に全盛期を迎えたトレンディードラマを彩った音楽を彷彿とさせるメロディーライン。この音楽に、SNSではオンエア直後から反響が続々!「懐かしい」「どこかで聴いたことがあるような音楽」「最後の音楽トレンディードラマみたいで笑える」「半分、青い。のトレンディー感満載のBGM最高!」「こういう音楽、逆に新しい」など、さまざまな反応が見られた。
中には「最後のBGM東京ラブストーリーっぽい(笑)」「『ラブストーリーは突然に』的な曲、いい!盛り上がってきた~!」など、ドラマ「東京ラブストーリー」(1991年、フジテレビ系)の主題歌・「ラブストーリーは突然に」(1991年)を思い浮かべたという声も。ちょうど30年前のWinkのヒット曲「愛が止まらない~Turn it into love~」(1988年)の出だしを思わせるキラキラ感も漂う。