“お母ちゃんのおにぎり”は東京サイズに?【朝ドラの裏側をのぞきたい!(18)】
第10週に突入した連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。6月4日(月)に放送された第55回では、鈴愛(すずめ、永野芽郁)の生活ぶりを見るため上京してきた晴(松雪泰子)が、秋風(豊川悦司)らオフィス・ティンカーベルの面々におにぎりを差し入れ。そのお礼にと、ボクテ(志尊淳)とユーコ(清野菜名)から、レストランのチケットをプレゼントされる展開が描かれた。
“お母ちゃんのおにぎり”といえば、4月14日にオンエアされた第12回にも登場していた。小学3年生の鈴愛(矢崎由紗)が遠足に行く日の朝、晴は大きなおにぎりを作ってやったのだ。「お母ちゃんのおにぎりは、大きくてうまい」と言う鈴愛に、晴は「手が大きいからね」。
このやり取りは、本作の脚本を手掛ける北川悦吏子が松雪を想定して当て書きしたものだそう。松雪本人も、インタビューで「“当て書き”をしてくださったと、はっきり分かるシーン。私もすごく手が大きいんです(笑)」と明かしていた。
そんな、さり気なくもこだわりの詰まった“おにぎり”が、第55回で再登場。だが、前回のものと違い、若干小さめ…? 意図してか無意識か、晴は「どこか田舎くさい特大おにぎり」ではなく、「東京の人のおやつサイズ」でこしらえたようだ。
番組の公式インスタグラムでは、永野と松雪の仲良し2ショットが公開されている。
見逃しても安心!今日のあらすじを“知りたい!”
・第10週「息がしたい!」第55回のあらすじ(6月4日[月]放送)
ある日、律(佐藤健)は清(さや、古畑星夏)を自宅に招く。そこで清は部屋に飾られた律の幼なじみ4人、梟会の写真を見つける。律の隣で笑顔を見せる鈴愛(永野芽郁)にやきもちを焼く清。律は、そんな清にいっそうひかれる。
その頃、鈴愛が暮らす秋風ハウスでは、晴(松雪泰子)が散らかった部屋の掃除に精を出していた。夜になり、鈴愛の部屋の扉がノックされ晴が扉を開けると、そこには鈴愛のアシスタント仲間であるユーコ(清野菜名)とボクテ(志尊淳)が。2人は昼にもらったおにぎりのお礼にと、イタリアンレストランのチケットを差し出す。