4年目の「刑事7人」です。なんだか1年がたった感じがしないですね。現場にもスッと戻れましたし、まるでデジャブのよう(笑)。今回の天樹は刑事資料係に配属されたことで過去の犯罪記録をほぼ記憶し、そこから現在の事件のヒントを導き出していく“人間データバンク”となります。
過去の記録の中に詰まっていただろう人の思いを天樹はどう引き出し、どう事件解決につなげていくのか。そこに注目していただければと思います。
また、今回は田辺誠一さんと白洲迅さんのお二人が新メンバーに加わります。田辺さんとガッツリ組むのは初めてなので、どんなお芝居をされるのかが楽しみですね。白洲くんは若手ならではの力で、いい意味でかき回してくれると思います。
北大路欣也さんから白洲くんまで、今回もいい7人がそろったと思います。どんな化学反応が起きるのか楽しみです。
今まで一視聴者として「刑事7人」を楽しんでいましたが、まさか自分が出演することになるとは思わず、ビックリしました。それと同時にとても光栄でしたね。
東山さん演じる主人公の天樹は表面上は常に冷静沈着だけど、中には煮えたぎるほど熱いものを抱えている人間のイメージ。作品自体にもどこか品格がありますし、東山さん自身にも同様のものを感じます。
そんな中で僕が演じる海老沢は少し温度が違うというか、ズレているというか…。天樹たちを無自覚に振り回してしまう役割かもしれないなと思っています。僕と白洲くんという新しいメンバーが入ったことで、新しい7人の像を作れればと思います。
もう4年がたったのか、という思いです。最初のころのシリーズでは緊張の方が強かったですが、今は逆にこの現場に心地良さを感じるようになっています。
今回は田辺さんや白洲さんも新メンバーに加わって、特に白洲さん演じる野々村くんのフレッシュ感が半端ないです(笑)。
前作は天樹のバックグラウンドを中心に描かれていた重めの内容でしたが、今作ではキャスト同士の事件以外の会話が多く、緩急がしっかりと付いていて、固まりすぎていないと言いますか。
どこか1シリーズ目に近い印象を受けます。バラバラになっていたメンバーが再び集められ、今後どうなっていくのか…ぜひ楽しみにしていてください!
4年も続く作品に新しく仲間入りできることをうれしく思うと同時に、身が引き締まる思いです。「刑事7人」は刑事モノの中でも、よりカッコよさが際立っている作品のイメージ。特に東山さんが本当にカッコいいです…!
でも撮影現場では冗談を言われるなど、とても気さくな方で、逆にイメージが壊されたというか(笑)。すごく優しい方で安心しました。拓海を演じる上でのキーワードは“熱さ”。かなりうるさく動いて、いい意味でこれまでの「刑事7人」の雰囲気を崩していけたらいいなと思っています。そしていつかは拓海の成長も見せられたらいいなと思いますね。
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