最終回は大掛かりなトリックなしの会話劇に!「コンフィデンスマンJP」【プロデューサーに聞く(10)】
“ワンシチュエーション劇”で展開!
今回の見どころを、プロデューサーを務める草ヶ谷大輔氏に直撃した。
「最後に撮影した回ですので、息の合った3人(長澤、東出、小日向)だからこそ出来上がった会話の応酬とテンポ感になっています。それぞれの感情のアップダウンも激しいので、見応えのある最終回になっていると思います」
これまでさまざまなロケ地で撮影をしてきた本作だが、最終話はほぼ、ダー子が暮らす高級ホテルのスイートルームで物語が進行し、“ワンシチュエーション劇”に仕上がっている。
「古沢良太さんの真骨頂です。脚本家の方にとって、会話劇や密室劇は難しいジャンルで、飽きさせない工夫など大変だったと思うんですが、やっぱり古沢さん以外、この台本は書けないと思いますね」
「変装もないし、大掛かりなトリックもない。あとは3人のチームワークですよ。彼らが信用詐欺師として言葉巧みに相手をだましていく、コンゲームの神髄をお楽しみいただけると思います」
さらに、6月4日放送の第9話では、映画化の決定が発表された。最終回を目前に、ますます盛り上がりを見せる本作。どのようなラストを迎えるのか、期待が募る。