6月3日放送の「林先生が驚く 初耳学!」(TBS系)で、林修が政治家やアスリートの実例を挙げて「あいさつ」の重要性について講義した。
林はまず「プレジデント」に掲載されたパウエル元国務長官のエピソードを紹介。駐車場に車を止める際、注射を担当する係員に「最初に出られる位置に止める車をどうやって決めるのか?」と聞いたところ、係員が「あいさつをしてくれた人の車を出しやすい場所に止めますよ」と答えたという。林は「あいさつをしないと失うものがある」と説明、「あいさつをしている姿を周りに見せることで、イメージをあげることもできる」と解説した。さらに田中角栄元総理大臣も首相官邸の警備をしてくれる麹町署の署員に自ら車の窓を開けあいさつをしており、それにより求心力を得ていたという。
また、大谷翔平選手も高校一年生時に作成していた目標達成シートにも「運」を上げる要素として「あいさつ」を挙げており、羽生結弦も凱旋パレードの時に警備員に大きな声でお礼をいう姿が目撃されるなど、一流アスリートがあいさつを大切にする事例も紹介された。
そんな中、「役者の中では照明さんへのあいさつが最も大切」という話題が。すると高畑淳子が「それはそうですよ!女優は明かりの中で生きているんですから。台本を渡されたら、最初に照明さんのお名前に囲みをつけて覚えます~」と切実に語り、スタジオを沸かせた。
次回6月10日放送は”日本で1日に起きていること”をテーマに現代社会に潜む問題を解説する。
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