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<W杯>ペナルティ・ワッキー「日本はコロンビアに意地を見せて!」識者&街のフットボーラーW杯予想

2018/06/17 11:00

4年に1度の運命の日本戦を前に、サッカーファンたちの熱い思いが爆発している頃だろう。サッカー芸人のペナルティ・ワッキーやサッカージャーナリストら識者が語る今大会への希望と、サッカーについて語り合いたい街のフットボーラーが語るワールドカップ予想をお届け!

ペナルティ・ワッキー「日本はゴールを目指して前へ前へ! メッシにはぜひW杯優勝の称号を」


【写真を見る】強豪・市立船橋高校サッカー部出身!J1の試合は全て見ているペナルティ・ワッキー
【写真を見る】強豪・市立船橋高校サッカー部出身!J1の試合は全て見ているペナルティ・ワッキー


日本は“勝てる”と思って試合に挑むのが大事。特に初戦のコロンビアは前回大会でこてんぱんにやられているので意地を見せてほしいし、借りを返すという意味でもいつも以上の力が出るはず。

西野(朗)監督になったということで、意思の疎通がしやすくなってよかったのでは? そしてせっかく意思の疎通ができやすくなったのだから固定メンバーでガチガチにするのではなく、調子がいい選手をどんどん起用するネルシーニョ方式(柏レイソル元監督)を取ってもらいたいです。何か仕掛けないと勝ちは見えてこないので、とにかくゴールする。そんなゲームをつくっていってほしいです。

今回は、メッシやC・ロナウドが最後になるかもしれない戦い。常に世界のサッカーの中心にいたメッシには、ぜひW杯優勝の称号をつかんでもらいたいです。ただ、ブラジルとドイツも強い。ブラジルは前回大会を経験した選手が多いので、それこそ前回の屈辱を晴らすつもりで臨むはず。ドイツはバイエルンの選手を中心にチームをつくると思うので抜け目がない。僕的にも優勝争いはこの2チームかな…と。ただ、捨てがたいのがフランス。タレント軍団っぷりが半端なく、中でもムバッペ(パリSG)は大会の中心になりそう。そんなチームをまとめるのがデシャン監督というのがまたいいですよ。選手時代に代表でキャプテンだった彼は、今の選手たちが憧れていた存在だろうし。W杯で優勝する国は、必ず自国出身の監督が指揮を執っているというジンクスもある。となれば、日本もおかしくない!?

まぁ、何が起きるか分からない4年に一度の祭典なんで、サッカー漬けになって思いっきり楽しみたいです!

ペナルティ・ワッキー●1972年7月5日生まれ、千葉県出身。お笑い芸人。市立船橋高等学校でサッカー部に所属し、全国高校サッカーを経験。「Foot!THURSDAY」(J SPORTS)に出演中。J1の試合は全て見ているツワモノ

大住良之「負けたとしても、焦らず気負わず。粘り強いメンタリティーが1勝につながる」


サッカージャーナリスト・大住良之
サッカージャーナリスト・大住良之


日本代表が何勝何敗か…って予想するのはとても難しいです。3連敗になっても不思議はないですよ。ですから、そんな中でどうやって勝機を見いだすのか? 例えば、対戦するどの国も日本が相手だからといって甘く見ないし、油断もしません。コロンビアが初戦というのは厳しいものがありますね。ただ、初戦でもし勝てれば、すごく気持ちがラクになるし、自分たちがやっていることに自信が持てるし、チームの結束も高まる。だから、初戦に幸運を期待したいですね。そうなれば、グループ突破の可能性が出てくると思います。

とはいえ、「初戦が大事! 大事!」と言って負けてしまったときに「全て終わってしまった。もうダメだ」ってことじゃなく、初戦の内容を踏まえて、2戦目のセネガルに勝てば、3戦目は可能性が残るわけです。初戦負けてしまっても、焦ったり気負ったりせずに「自分たちの今のレベルだったら、この大会で1勝できればいいんだ」というような気持ちでね。2戦目で取り戻す! たとえ、2連敗になったとしても3戦目で1勝挙げる! という粘り強いメンタリティーというのが必要だと思いますね。

もちろん、日本代表の現状は厳しい状況にあるけれども、幸運があればそれをつかむ! つかむことによってチームが変わってくる気がします。

大住良之(おおすみよしゆき)●1951年神奈川県出身。1973年~82年まで『サッカーマガジン』編集部に在籍。1978年以降は編集長を務めた。現在はサッカージャーナリスト。

後藤健生「日本の勝利の鍵は、コンディショニング! うまくいけば、勝てる可能性はある」


サッカージャーナリスト・後藤健生
サッカージャーナリスト・後藤健生


日本が対戦する3カ国は、ドイツとかブラジル、スペインのように、日本が20回試合をして1回も勝てないような相手ではないと思うんです。初戦のコロンビアは日本よりもずっと強いし、4年前よりさらに強くなっているかもしれないけれど、ブラジルほど強くない。ポーランドはレバンドフスキを止めるのは大変だと思うし、何点かやられちゃうと思うけど、ドイツよりは守備面でスキがありそうだから、日本にもチャンスがあるかもしれない。もちろん、相手の方が絶対に強いから、負ける可能性が高いけれど、勝てる可能性はゼロではない。例えば、先に得点できたら、その後、うまくしのいでしのいで逃げ切る…という番狂わせもあり得るかなと思うんです。

まぁ、今大会の日本代表の勝敗を予想しろと言われるならば3戦全敗ですけど。でも、それは仕方ない。チーム作りもできていないわけだし、そんな状態で簡単に勝てるなんて甘いことあるわけない。じゃあ、勝つためにこれからできることは何か? といったら唯一できるのは、コンディショニングだと思います。チーム全体のフィジカル、メンタル…などのコンディショニング。これは今からでもできることですよ。4年前に失敗したのはこの部分なんです。でも、8年前に成功したのもこの部分。だから、このコンディショニングがうまくいったら、勝てる可能性が少しは高くなると思います。

後藤健生(ごとうたけお)●1952年東京都出身。大学院で政治学を学ぶという異色の経歴を持つサッカージャーナリスト。W杯は、1974年から全ての大会を現地で観戦している。

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