6月18日(月)に、高畑充希と草刈正雄がW主演を務めるSPドラマ「68歳の新入社員」(夜9:00-10:48、フジテレビ系)が放送される。
同ドラマは、岡田惠和が脚本を務めるオリジナル作品。老舗の和菓子会社を舞台に、価値観、世代、性別、立場の違う28歳OLの工藤繭子(高畑)と、ある日、繭子の部下としてやってきた68歳の新入社員・仁井本和夫(草刈)がさまざまなハードルに立ち向かっていく。
そこで、歳の差40歳の上司・部下を演じる高畑と草刈が、初共演の感想や本作の見どころなどを語った。
――オファーを受けての感想をお聞かせください。
高畑:私は10年前に草刈さんの娘さん(草刈麻有)と共演していたので、俳優としての草刈さんと、友達のパパという印象がありました。なので、こうして10年経って共演できることにご縁を感じています。
草刈:お互い、大河ドラマ「真田丸」(2016年、NHK総合ほか)と朝ドラ「とと姉ちゃん」(2016年、NHK総合ほか)をやっていた時に何度かお会いしていたので、今回の共演はすごく楽しみにしていました。
――実際に初共演されてみていかがでしたか?
高畑:ドラマを撮っているという感覚よりも、ずっとこの時間が続けばいいのになと思えました。そういう経験はなかなかできないので、幸せなことだと思っています。
仁井本さんに話を聞いてもらうシーンも多いのですが、本当に草刈さんにカウンセリングを受けているような気持ちになりました。
仁井本さんは、相手がふわっと心を開いてしまうような温かさのある方なんですが、それが仁井本さんの魅力なのか、草刈さんの魅力なのか分からなくなっていました。
草刈:改めて、感受性が強く、とても魅力的な女優さんだと思いました。現役で突っ走りながら、いろいろな悩みを感じる繭子を見て、仁井本が何とかしてやりたい、と思うようなところは、お互い役がオーバーラップしている感じで、とてもやりやすかったです。
――それぞれ、歳の差のある上司・部下を演じるのは大変でしたか?
高畑:私が草刈さんにため口で話して、偉そうに振る舞う役だったので、「どうしよう」って最初は思いました。でも、もうこんな機会はないと思い、毎日の撮影もすごく充実した気持ちで過ごしていました。
あと、草刈さんが普通にスーツを着るとかっこよくなっちゃうので、定年退職した方という役にするのに、メークさんがすごく苦労されていました(笑)。
草刈:こんなじいさんの役をやるようになったのだなと思いました。ドキドキ、ワクワクしながら高畑さんと撮影してきました。ため口も、高畑さんに言われると「もっとしかって」とくせになりそうです(笑)。
それに、家でも娘にも指導されていますからね(笑)。あまり歳は関係ないのかも
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