三浦誠己「ドラマに出てる自分、『似合わんなぁ』と」【シブメンFILE#03 三浦誠己】
芸人としてデビューしたけれど、30歳目前でやめてしまった
「小学校のころからひょうきんなやつではありましたね。頭を使うより体を使うほうが好きで、中学まではサッカーばかりやっていました。でも、高校からお笑いの道を目指すようになり、芸人としてデビューしたけれど、30歳目前でやめてしまった。どうしようかと思っていたとき、映画の話がもらえるようになったんです。人生どうなるか分からんもんですね」
「今は演じることが楽しい」と穏やかに語る。経験がにじみ出た大人の魅力で今後も活躍しそうだ。
「10年ぐらい前までは、撮影現場でみんなを笑わせるために素っ裸になるようなこともしたんですけど、そのときはえらい怒られましたし、今は無口というか、このドラマでは初共演の人ばかりなので猫をかぶっています。ドラマの打ち上げ? 酔っぱらうと同じ話を何度もしてしまうので、おとなしくウーロン茶にしときますよ(笑)」
プロボクサーも目指していた
ここからはさらに三浦誠己のパーソナルな部分に寄った質問を―――
―趣味はなんですか?
視力が悪いのでプロを目指すのはあきらめましたが、10年前はボクシングに熱中していました。今はジョギングや水泳。とにかく“自分の体と遊ぶ”のが好きなんです。
―お付き合いのある俳優さんは?
このドラマ(「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」)では新井浩文さんと渋川清彦さん。新井さんとは何度か飲んだことがあって…。撮影の合間にも休憩スペースなどで会うと、素に戻ってワヤワヤ話しています。
―色気があると思う男優は?
共演中の高橋克典さん(入間役)。屋敷の庭に穴を掘る場面で、とても色気を感じました。きっとモテるやろうなぁ。現場での気配りもさすがです。
―10代の自分にアドバイスするなら?
「思い切ったことをやっても意外と世間は大丈夫だぞ」と言いたい。僕は芸人から役者になったけれど、誠実に取り組むというベースがあればなんとかなるもんです。
【シブメンFILE#03 三浦誠己Profile】1975年11月16日生まれ。和歌山県出身。B型。映画「赤の女王 牛る馬猪ふ」(2014年)、「AMY SAID」(2017年)で主演を務めるなど、数多くの映画に出演。2017年、映画「火花」では主演・桐谷健太の“相方”役を演じた。2018年、アサヒ飲料 三ツ矢サイダーのCMでサザン・オールスターズ「みんなのうた」とともに青春時代を思い出す男性役も記憶に新しい
毎週木曜夜10:00-10:54
フジテレビ系で放送
原作=アレクサンドル・デュマ/出演=ディーン・フジオカ、大倉忠義、山本美月、新井浩文、高橋克典ほか