――祐太は高校生で、濱田さんにとっては等身大の役だと思いますが、意識されたことはありますか?
特に意識はしていないです。祐太の日常という部分を大切にしたいと思ったので。見た目と内面のギャップが出せればいいのかなと思いました。
――劇中で印象的だったシーンはどこですか?
終盤の体育館のシーンが印象に残っていますね。実際5人が計画していたことを行動に移す場面で、一瞬にして、祐太が捕まることで綿密に計画していた歯車が崩れるんです。でも、そこで菜奈(志田彩良)が走っていくことによってまた歯車が動き出すみたいな。5人が1つになれたシーンなので、印象的でした。
――最後、祐太の謹慎がとけて、学校に戻ってくるところで物語は終わっていますが、濱田さん的にはこの後どうなっていてほしいですか?
僕的には5人が仲良くなってほしいですね。5人の関係性が、すごく中途半端な終り方なので。でも、これは他の何かにつながっていく予兆かなと思っていて。この関係性がどうなっていくかがポイントだと思います。
――共演者は濱田さんと年齢の近い方が多いのですが、現場でお互いの役について話したりされましたか?
あまりしなかったですね。でも(須藤)蓮くんはいろいろ話を聞いてくれた気がします。現場では、普段はたわいもない話をしていましたね。「ワードウルフ」っていうスマホゲームがあって、スマホの画面に名前を入れてキーワードを入れるんです。例えば“卒業式”って入れると1人だけ“入学式”の人がいるんですよ。それが誰かを当てるゲームで盛り上がっていました。結構、はやっているみたいですね。「人狼」をライトにした感じのゲームです。
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