西野亮廣爆弾発言!?「本が売れたらキングコング解散するぞー!」
漫才コンビ、キングコング・西野亮廣初の小説「グッド・コマーシャル」の発行を記念したサイン会が、6月7日、都内書店で行われた。
西野はテレビでの活動のほかに、漫才ライブや、ソロトークライブなどの活動も行いながら、演劇やショートムービーの脚本・演出にも積極的に挑戦。また、絵本「Dr.インクの星空キネマ」では画力と物語構成力も発揮している。本作はその中で、以前西野が脚本を手がけた舞台「グッド・コマーシャル!」を、小説化したもの。借金に苦しんだゴーストライター・芥川が人質立てこもり事件を起こすことから始まり、勘違いから難事件に泥沼化していく、青春サスペンスだ。
初の小説ということに西野は「小説もちゃんと書いたことなかったから、最初はてこずったんですよ」と苦労を告白。もともと舞台用のシナリオはあったものの執筆には約1年かけたという。西野は「最初に去年の夏に書いたものが『これ舞台よりおもろくないぞ』と思って、なかった事にして書き直したんです」と真面目な顔で振り返るものの、作品の点数を聞かれると「これがね、100点なんですよ、ごめんなさい!(笑)」と照れ笑いで語った。
先着200人のサイン会分も即売り切れ、すでに増刷もしているという本作。芸人仲間にも本を配ったところ、反応が良かったとご満悦の西野は「僕ほんとね、売れ行きとかめっちゃ気にするんですよ〜。2冊目出せるくらい売れたらいいですね」と真摯に意気込みを語る。しかし「ゴーストライターの話ですが、この作品は違いますよね?」と聞かれると西野は「違いますよ!! 勘弁してくださいよ!!」と慌てて否定、さらに「今までサインを作ってなかったので、さっき作ったんです」というサインを披露する際には、写真を撮る記者陣に「こんなん撮ってどないしますの!!」とツッコミを入れ、笑いを誘いながら、うれしそうな様子を見せていた。
最後に西野は「キングコングより全然おもしろいです! 14、5万部いったらキングコング解散です。小説も書きつつ、テレビに出つつ、ピン芸人の道を進もうかと…誰が買おうが、大富豪が買い占めようが、14、5いったらいいんです!! 14、5万部売れたらキングコング解散するぞー!!」と、大声で爆弾発言し記者陣を驚かせていた。
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