高杉真宙が武田梨奈のバースデーサプライズをネタバレ!?

2018/06/24 08:54 配信

映画

映画「世界でいちばん長い写真」の初日舞台あいさつに立った草野翔吾監督、武田梨奈、高杉真宙、水野勝(写真左から)(C)2018 映画「世界でいちばん長い写真」製作委員会

高杉真宙主演の映画「世界でいちばん長い写真」が6月23日に公開初日を迎え、高杉の他、共演の武田梨奈水野勝、草野翔吾監督が舞台あいさつに登壇。武田の誕生日をサプライズで祝福する計画を、高杉が事前にバラしてしまっていたという大失敗が暴露された。

本作は、「武士道シックスティーン」や「ストロベリーナイト」などの誉田哲也原作の小説「世界でいちばん長い写真」を映画化し、愛知の学校で実際にあった出来事を基に描かれたハートフル青春ムービー。

タイトルにちなんで「忘れられない写真」の思い出を聞かれた高杉は、「小学4年のころ、節分の日に実家で飼っている犬と一緒に撮った写真です。犬に小さな鬼のお面をかぶせて写真を撮りましたが、かわいくて」と、ほんわかした雰囲気で舞台あいさつはスタート。

武田は「今回の現場で写真をたくさん撮っていて、ツイッターにあげていました。この瞬間でしか撮れない写真ばかりで、リアルな青春の一枚となりました」と語った。

水野は「いつもはBOYS AND MENというグループで活動をしていますが、そのメンバーと武道館でリハーサルをしたときに撮影した写真です。初めのころは公園で練習していたので、武道館で公演をする夢がかなった瞬間だったので、お気に入りの1枚です。グループ活動も青春を感じているので、この映画とリンクを感じます」とグループのメンバーとの絆を聞かせた。

高杉と武田の印象を聞かれた草野監督は、「天然」「負けず嫌い」だと言い、「負けず嫌いだけど、天然な二人が引っ張った現場でした」と感謝を伝えた。

イベントの中盤、6月15日に誕生日を迎えた武田に向けてパースデーケーキをサプライズプレゼント! だが、武田は驚いていない様子で「本当ならうれしくてここで泣いているはずだったのですが、舞台あいさつが始まる前の打ち合わせで、見てはいけない台本を見てしまって…」と苦笑。

水野が「赤字で『バースデーケーキがここで登場』と書かれている台本を、誰かさんがお配りしたんだよね」とツッコミを入れると、すかさず高杉が「すみませんでした!」と謝り、会場は笑いに包まれた。

イベント終盤、監督は「クライマックスの和太鼓シーンは、家でDVDで見ても伝わるものではなく、やっぱり劇場ならではのものだと思います。この映画の良さを分かってもらうには、映画館で見ていただくのが一番だと思います。お客様に見ていただいて映画は出来上がるものだと思うので、皆さんの感想が楽しみです。よろしくお願いします」と頭を下げた。

水野は「僕たちは作り手として作品に取り込みますが、初日を迎え、これからはお客さまとこの作品を共有できるようになりました。今日からがまたスタートだと思いますので、みんなで力を合わせて一人でも多くの方に見ていただきたいと思います」とあいさつ。

武田は「ものすごい分かりやすい恋愛が描かれているわけでもなく、ものすごく主人公の男の子が生き生きとした楽しい姿を描いている作品ではないのですが、日常の中の小さなことが光って見えるすてきな作品だと思っています。こんなに繊細で素晴らしい作品は、今の時代、日本映画でも少ないと思うので、今日、初日、1番目に見ていただいているお客さまなので、告知ご協力お願いします」とアピールした。

最後に高杉は、「この映画は、去年(2017年)の8月に撮影させていただいて、自分の2週間が一瞬だったなあという記憶です。そこで高校生活を過ごしたような濃い撮影期間でした。派手な青春ではないのですが、宏伸(役名)の青春の中では派手で、その一瞬をたくさん詰め込むことができて、すてきなキラメキをしていると思うので、たくさんの人に見ていただきたいと思います」と呼び掛け、舞台あいさつを締めくくった。

青木孝司