6月20日(日)午後4時5分からフジ系で放送されるドラマ「名古屋やっとかめ探偵団」の記者懇親会が、6月2日、都内で行われ、出演の橋爪功、小松政夫、石倉三郎、佐藤B作、佐藤めぐみが出席した。
同作は、清水義範原作の「やっとかめ探偵団」をドラマ化したもので、名古屋のお婆ちゃん集団が、あらゆる難事件の謎を解いていく人情喜劇。今回のドラマ化では、主人公のお婆ちゃんたちがすべて男性でキャスティングされ、女装姿や、すべて名古屋弁のセリフも見どころだ。
ドラマそのままの格好のお婆ちゃん姿で登場した男性陣だが、橋爪と石倉は、さらにマスクを着用して登場。風邪をひいたと言って2人は咳き込んだり、ガラガラ声で話し、記者たちを心配させたが、突然マスクをはずした橋爪は「舞台用にひげを生やしていて、1人だけ生えてたら石倉三郎に怒られるなと思っていたら、石倉も役作りで生やしてまして、こんなほっとした事はございません!」とマスクの下のひげがあらわに。石倉もマスクをはずし、ひげの生えたお婆ちゃん姿に序盤から会場は笑いに包まれた。
女性を演じてみて石倉は「女装なのにノーメークでびっくりしました。ご覧になっていただきたいのは、わたくしの足の運び方や、グラスを持つときなど指の細部にいたるまでの芝居です。現場に入ると自然とそうなるので、新しい自分を見た気がしました」と見どころを語った。佐藤B作は「僕だけは扮装にすごい時間がかかりました。お色気担当ということでかわいらしく生田ハツというお婆ちゃんを演じました。演じるとおかまになってしまうところが自分の中で難しかったです」と振り返った。また橋爪は「衣装が全部自前です。女装すると、自分の母親にそっくりでびっくりしました」と意外な発見を語った。
名古屋弁について小松は「おぼつかない名古屋弁は地元の人が1番嫌がると思う。撮影が終わってから、もう一度やり直したいなと思う所がたくさんありました。本当に難しかったです」と苦労した様子。その反面、石倉は「見事ですねわたくしは」と自画自賛し、共演者からも「本当に上手かった」と称賛の声が上がった。
6月20日(日)昼4:05-5:20 フジ系で放送