そもそも、コロッケ、梅沢、宮尾という「その道のトッププロ」にたった3日間だけの修行をお願いするのは常識的に考えられないこと。番組の企画だったとしても、5人はそんな“失礼”をやると決めたからには「教えてもらったことをモノにしなければ教えてくださった方、支えてくれた方に顔向けできない」という自分たちに課したプレッシャーと向き合った。その経験を糧に、信じられないスピードで成長し、力を付けている。
正直、大反響を獲得した第1弾の後で、これ以上の課題は彼らにあるのだろうかと思っていた。しかし、そんな考えは浅かった。
限界ギリギリの課題を乗り越えても、また次の限界ギリギリの課題を設定し、5人は全力で闘う。収録で感じた“鋭さ”は、アスリートが放つ熱量のようなものに近いかもしれない。
前回の収録後、「この番組はSexy Zoneの分岐点になる」と言ってみたものの、彼らから感じられる未来に広がる可能性を考えると、あくまでも「通過点」でしかないのでは、とワクワクさせられる。
その一方で、当の本人たちはこの番組で今出せる全てを出し切ろうと奮闘している。見た目はクールなイケメングループなのに、がむしゃらで熱い姿勢を貫くからこそ、多くの人が彼らを応援したくなってしまうのだろう。
第1弾から引き継ぐ「本気で頑張れば、3日間でも人生は変わるはず」「Sexy Zoneがバラエティーで汗をかきまくる」というスタンスを、前回見た人もそうでない人も今回も楽しんでほしい。
それに加えて、「まだまだ発展途上!」といわんばかりに、この夏メキメキと恐ろしいスピードで成長する5人の姿の“一瞬”を見逃さないでほしい、と思う。
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