――3rdシーズンでは、白石先生が緋山先生に対して「どうやったらああいうふうに言えるの」「やっと言えてもなかなか相手の心に届かない」という印象的なセリフがありましたね。
そこは私自身も共感するセリフですね。やっぱり人に伝える機会が多い仕事なので、今こうしてインタビューしていただいているときも、まさにそうなんですが、どういう言い方をしたら一番伝わるのかな?自分が思っているものと近いニュアンスでちゃんと伝わっているのかな?って。言葉を選んだり、相手がどう思うのだろうとか考えすぎて言いたいことが言い出せなかったり、現実にもあることなので、あのセリフは私自身の本心でもありますね。
――最後に、俳優人生にとってコード・ブルーがどういう作品だったか、聞かせていただけますか。
同じキャスト、スタッフの中でまたあらためて学び直したりとか、年月を重ねるごとに話せることが増えていると思います。信頼とか尊敬とか、どんどん大きくなっているし、それを実感できる、その都度また集結して実感できるっていうのもなかなかないですよね。さっき、映画の感想を「アルバム作ってもらった」と思ったのは、卒業アルバムとかそういうイメージだったので、この作品は学校って感じがするなって思いました。
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