山崎賢人「グッド・ドクター」で見せた絶賛演技の裏側にある緻密な役作りとは!?

2018/07/13 14:57 配信

ドラマ

湊(山崎賢人)が路上で適切に応急処置を施す撮影=龍田宏之

山崎賢人が主演を務めるドラマ「グッド・ドクター」が12日に初回放送を迎え、平均視聴率11.5%と高視聴率を記録した。「木10」枠で2桁発進は、2年ぶりとなる。

山崎は、自閉症スペクトラム障がいで、コミュニケーションに難しさを抱える一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年・新堂湊を演じる。医師初挑戦ながら難しい役どころを演じる山崎に、絶賛の声が集まった。

第1話は、小児外科医として初出勤の日を迎えた湊(山崎)が道中に子供の事故に出くわす。応急処置を施した湊は、子供に付き添って救急車に乗ることに。一方、湊が勤務することになる東郷記念病院では、湊の受け入れに反対の声が上がり、院長・司賀(柄本明)が説得するというストーリー。

膨大な医療の知識をコンピューターのように早口で口にしたり、障がいを持っているため口調にも特性がある湊。山﨑は、セリフの言い方やしぐさ、表情まで、スタッフと話し合いを重ね、丁寧に湊を作り上げていった。また、小児外科を訪問し、実際の医師と患者とのコミュニケーションなどを間近で見て、理解を深めていったという。

さらに、山崎は湊についてこう語る。「一人でも多くの子どもを大人にしたいという、湊のそのピュアな気持ちは絶対ブレない。それがあれば大丈夫かなと思ってます」。

SNSでは「次回も絶対に観る!」「今クールで一番楽しみ!」「木曜の夜はハンカチ持参で自宅待機!」と早くも2話に注目が集まっている。

一人でも多くの子どもを大人にしたい――。湊のピュアな思いが、日本をあたたかく包んでくれるに違いない。

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