ABCテレビでは、毎週日曜に山田杏奈主演、上杉柊平共演のドラマ「幸色のワンルーム」 (夜11:35-0:05 ※時間変更の場合あり)を放送中。本作は2017年2月より無料マンガサイト「ガンガンpixiv」にて連載され、累計閲覧数が2億8000万を突破したはくりによる人気コミックを実写化したもの。同級生からいじめを受け生きる希望を失った少女「幸」(山田)と銀髪でマスク姿の「お兄さん」(上杉)の奇妙な共同生活を描く。
そんな本作に出演する上杉に、作品への思いや撮影現場でのエピソードなどを聞いた。
人生初の銀髪の印象は?
――オファーがあった時、いかがでしたか?
登場するメインのキャラクターがほぼほぼ幸とお兄さんなので、たくさんお芝居できるのがうれしかったです。出演のお話をいただいてから原作を読んだのですが、毎回、ドキドキしながら読んでいます。
――原作だと、4巻から少し話のテイストが変わりますね。
幸とお兄さんが3巻までついていたうそが、4巻以降お互い心を開いてもう少し深いつながりを求めていくんです。もともとインターネットで掲載されていた漫画と聞いて、「なるほど!」って納得しました。だから、興味深くて面白かったです。
――お兄さんを演じるにあたり、人生で初めて髪を染めたとお伺いしました。
クランクイン前に、2回染めました。この色(シルバー)って、1回じゃなかなか出せないんです。最近は、この髪色にも慣れてきましたね。僕、天パなんで、いつも現場でメークさんにストレートにしてもらっているんですけど、そっちの方がいまだに違和感があります。
――お手入れは大変ですか?
そうですね(苦笑)。でもこの作品が少しでもいいものになるなら、このくらい平気です! 友人は「似合っているね」とか「いいんじゃない」と言ってくれていて、意外と好評です。ちょっと、やんちゃな感じもしますけどね。僕は「男は黒髪だろ!」と思っているので(笑)、こういう役をいただかなかったら多分染めることはなかったでしょうね。