かつて映画監督を目指したが挫折し、安定・平凡を求めて公務員になった義経えみる(吉岡)。
これでこの先の人生も安泰だとホッとしたのもつかの間、栗橋千奈(川栄)や七条竜一(山田)ら4人の同期と共に配属されたのは、生活保護受給者を支援する、激務必至の生活課だった。
早速、えみるも先輩ケースワーカーの半田明伸(井浦)から担当を任されるが、その数なんと110世帯…。
福祉の知識もなければ人生経験も足りないえみるは、受給者たちのさまざまな人生模様に触れ、大きな不安と戸惑いの中で、ケースワーカーとしてのキャリアをスタートする。
そんなある日、役所にかかってきた一本の電話が、えみるの運命を大きく左右することに。
えみるの担当受給者である電話の主は、突然「これから死にます」とだけ告げ、電話を切ってしまう。
大慌てのえみるに対し、前任者や親族は「いつものこと」だからとまともに取り合おうとしない。しかしこれが、新人のえみるにとってはあまりにショックな事件へと発展してしまう。
配属早々、厳しい現実を突きつけられたえみるは、自分なりに受給者たちの人生に寄り添っていかなければならないと決意する。
しばらくして、えみるは求職活動中の受給者・阿久沢正男(遠藤)と面談をすることに。阿久沢は、健康上の問題はないのになぜか咳が止まらず、聞けば、一日一食しか食べていないという。
えみるから報告を受けた、えみるの上司・京極大輝(田中)は、阿久沢のお金の使い道に何か秘密があるのでは?とにらみ、「すぐに家庭訪問。徹底調査!」と指示を出す。
意を決して阿久沢の家を訪ね、調査のために冷蔵庫の中を見せてもらったえみるは、そこであるものを見つけ…。
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