「半分、青い。」で“異例のシーン”を放送へ! 俳優陣の役者魂が試される
第16週に突入した、連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。
7月16日(月・祝)に放送された第91回では、ヒロイン・鈴愛(すずめ、永野芽郁)と涼次(間宮祥太朗)が鈴愛の実家である楡野家で結婚のあいさつを済ませ、晴れて夫婦となるまでが描かれた。
そんな転換点を迎えた本作だが、7月17日(火)にオンエアされる第92回では、ある“変わった試み”がなされている。
それは、鈴愛の結婚に際して贈られる、仲間たちからのお祝いのビデオメッセージのシーン。鈴愛を見守り、支えてきた秋風(豊川悦司)、菱本(井川遥)、ユーコ(清野菜名)、ボクテ(志尊淳)、ブッチャー(矢本悠馬)、菜生(奈緒)、貴美香(余貴美子)らが登場するのだが、これがアドリブで撮影されているのだ。
北川悦吏子が執筆した台本に書かれているのは、「これだけは言ってほしい」という要素と、「役の気持ちになってスズメに祝福の言葉、お願いします。」というコメントのみ。この役者魂が試される異例のオーダーに、出演者陣が応えている。
メッセージを鑑賞するシーンの撮影を終えた永野は、「秋風先生が映っただけで感動してしまって、すごく大変な時期を共にしたからこそ、いろんな気持ちもわいてくるし、ずっと泣いていました。私をとりあげてくれた貴美香先生の言葉で鈴愛の成長も実感できましたし、皆さんが本当に愛のこもったセリフをおっしゃっていて、『こんな人たちに出会えた鈴愛はとっても幸せ者だな』って思いました」と振り返っている。