東野圭吾の同名小説を、篠原涼子&西島秀俊で実写化する、11月16日(金)公開の映画「人魚の眠る家」の特報が到着した。
本作は、発売から1カ月で瞬く間に27万部を超えるベストセラーとなった、東野圭吾作家デビュー30周年を記念して書かれたミステリー小説が原作。愛するわが子の悲劇に直面し、究極の選択を迫られた夫婦の物語だ。
今回、公開された特報映像は、事故で昏睡(こんすい)状態に陥った娘を前に「この子は…生きています!」と悲痛な面持ちで泣く母・薫子(篠原)の姿が映し出されるところからスタート。
医師から、娘が脳死状態である可能性が高いと言われた薫子と夫の和昌(西島)は、娘を生かすのか、死を受け入れるのか…という究極の選択を迫られる。
そんな中、和昌は最先端技術を使った前例のない延命措置を提案。奇跡を信じた夫婦だったが、その決断が、家族、そして技術研究者(坂口健太郎)とその恋人(川栄李奈)らを巻き込み、彼らの運命を狂わせていくことに。
そして、ラストには「答えてください。娘を殺したのは、私でしょうか」と、問いかける薫子の狂気の表情が映し出される。絶望から希望を見出す夫婦の姿、豪華キャスト陣の鬼気迫る演技が緊張感あふれる映像とともに収められている。
今回の映画化に、原作者の東野は「どれほど不気味で悲しく、美しい映像になるのか、そしてどんな愛と狂気が見られるのか、今からとても楽しみです」とコメントしている。
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