――高校生の頃の思い出も教えてください。
神山:17か18くらいから、東京に仕事で行かせてもらうことが増えてきたんですよね。東京に行ったメンツで、よくご飯屋さんを探してブラブラしてましたね。
あとは、グループを組んで、松竹座でライブさせてもらったり、大阪城ホールでヨドフェスやったり。でも、そん時って、一番必死で実はあんま覚えてないんですよ。自分のキャラも全く分からずに、ガムシャラにやってましたね。
重岡:裸一貫でステージに出る感じがつらかった気がするけど、何か楽しかったよな。
神山:ありがたいことにその時はユニットも組ませてもらっていたので、そのユニットでできることは、全力でやってましたね。
「ジュニア時代、関ジャニ∞の大倉くんが相談に乗ってくれました」(神山)
――高校時代からお仕事をされていたので、ドラマの中の“青春みたいな感じ”はうらやましいところでしょうか?
重岡:あんなんになれたら…いいっす。 俺、モテへんかったからね。ホンマに(笑)。
神山:(笑)。そうやな~。
重岡:変にカッコつけ過ぎて、めっちゃ寒かったもん!(笑) あんなん、ホンマうらやましいよね!
神山:今でこそ制服着たらコスプレなりますけど、やっぱり街中で制服でデートしてる子を見たら、俺らじゃできひんかったことだったから「いいなー」って思っちゃいますよね。
重岡:そうやなぁ。あとは何かの部活をやりたい!
神山:部活?(笑)
重岡:野球かサッカーかな(笑)。それか、ボクシングがあればボクシング!!
――「ガムシャラにやっていた」と仰っていましたが、その頃、ジャニーズの先輩とのことで印象に残ってるエピソードはありますか?
重岡:まず褒められたことは…全然ない(苦笑)。たまに先輩が見に来てくれてましたけど、当時は怖かったんですよ。別に怖いことは全くされてないですけど、何か言われるんじゃないか、怒られるんじゃと思って。
今となってはありがたいことなんですけど、当時は分からなくて、恥ずかしいから「怒られたらイヤやなー」みたいなことばっかり考えてた。若干、避けて通ってたところはあるかもしれないですね。
神山:確かに褒められることはなかったですね。
重岡:えー! 神ちゃんはめっちゃ褒められてるイメージやったけどな。
神山:いや、全然なかったよ。今ほど、先輩と関わり持ってるわけでもなかったし。でもユニットを組んでいる時に、「どんな曲をやるのか、どんなことをやっていくか」というのを関ジャニ∞の大倉(忠義)くんに相談に乗ってもらったことはありました。
もともとそんなに関わりはなかったんですけど、すごい親身になって相談に乗ってくれて。あと、ライブのウチワの裏にメッセージも書いてくれたんです。
それもそのグループの一人一人で言葉を変えてくれて。「いやー、俺、こんな先輩になるわ!」と思いましたよね。
――ちなみに、ウチワに書いてもらった言葉は覚えていますか?
神山:僕は、「仲間がいることを忘れずに」でしたね。
重岡:僕は…「元気いっぱいアンパンマン」やったかな(笑)。ごめんなさい! 覚えてません! ホンマすんません!
取材・文=高山美穂
2018年8月1日(水)、Netflixにて全世界同時配信スタート
【公式サイト】http://www.yodaka-switched.com
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