7月9日（金）からテレビ東京系でスタートするドラマ「宇宙犬作戦」の制作発表会が6月29日、都内のスタジオで行われ、同番組のエグゼクティブプロデューサー・藤巻直哉氏、出演者の戸次重幸、片桐仁、高梨臨が出席した。
同番組は、宇宙を舞台に繰り広げられるドラマ。惑星・プードルで起こっている、自然破壊や就職難といったさまざまな問題の打開策を求め、惑星の住人が大昔に地球からやって来た宇宙船・デンエンチョウフ号に乗って、地球を目指す脱力系スペース・コメディードラマ。
藤巻氏は、「この企画を10年くらい前からずっとやりたいと思っていたんです。テレビ東京さんも最初は盛り上がって聞いてくれていたんですが、ここまで誰も振り向いてくれませんでした。お金を掛けずに面白い物を作るために、友達関係や仕事関係全部を総動員して作っています。大橋のぞみちゃんや檀れいさんにもゲストで出演してもらっていますし、スタジオジブリ（代表取締役プロデューサー）の鈴木敏夫さんにも“壁掛け星人”として『宇宙犬作戦』の題字を書いてもらって、出演もしてもらっています。非常に多くの人たちに助けられながらやっている企画です」と作品への思いを語った。
元宇宙海賊で地球人の末裔（まつえい）・マルコを演じる戸次は、「元宇宙海賊の地球人の末裔という設定で、その設定とわれわれの格好を見て分かる通り、超コメディーなドラマですね。僕は本当にコメディーが大好きで、自分の中で勝手に本業だと思っております。本領発揮できるように頑張ります」と意気込んだ。
一方、植物系人・モジャットを演じる片桐も「宇宙海賊のマルコと一緒に地球に向かって旅をしていく、地球にあこがれ、融通の利かない学者肌の格式張った男を演じます。ガンダムでいうところのジョブ・ジョンぐらいの役だと思うのですけど。でも、マ・クベみたいな役になりたいです。徐々に性格の悪さを出していきたいと思っています。こんな役を頂けてすごく光栄で、ラストチャンスだと思って頑張りたいです」と大好きなガンダムに例えたトークで会場を笑わせた。
また、怪力アンドロイド・オハナを演じる高梨は、「わたしの役はとにかく怪力なロボットなのですが、ロボットっぽくなく人間っぽい一面もある面白い役です。このお二人にわたしでいいのだろうかという気持ちでいっぱいですけど、一生懸命頑張ろうと思っています」とコメントした。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
毎週金曜夜0:53-1:23 テレビ東京系で放送
※7月9日（金）スタート、放送局により、放送日時が異なります
