主人公・湊は一人暮らしという設定で、湊の自室も時折画面に登場する。
「湊のキャラクターを、室内のものの配置で表現しています。薄暗いですし、あまり隅々まで映るシーンはないかもしれませんが…。湊の場合はモノの位置をきっちり決めていると思うので、配置は基本的に変えないようにしています」(宮川さん)
湊が兄について思いをめぐらすシーンなど、内面を象徴する場面で登場する湊の自室。そこには、より湊のキャラクターが色濃く投影されている。注目してみると、新たな発見がありそうだ。
第2話(7月19日放送)で、病院のガイドラインを破って新生児の手術を行った小児外科医のエース・高山(藤木直人)。26日放送の第3話では、その責任を取り、高山が謹慎処分を受ける。
高山のいない小児外科は大忙しだが、その原因を作った湊には責任を感じている様子は見られず、そんな湊の言動は夏海(上野樹里)の負担になっていた。夏美は翌週に手術を控えた舞(中島琴音)の説得に苦心していたが、そのとき、ERに6歳の美結(竹野谷咲)が運び込まれる。病院をたらい回しにされた美結の容体は重く、すでに発症から4時間が経過していた。美結の様子を見た湊は、緊急手術が必要だと言い出す。
※山崎賢人の「崎」は正しくは「立さき」
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