<半分、青い。>“失意”の鈴愛にかけた言葉に共感の声!「傷つく。へこむ。それが生きるってこと」

2018/07/27 06:25 配信

ドラマ

【写真を見る】「傷つく。へこむ。それが生きるってこと」と鈴愛に語ったユーコ(清野菜名)(C)NHK


連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。26日放送の第100回でヒロイン・鈴愛(永野芽郁)とその友人、ボクテ(志尊淳)・ユーコ(清野菜名)との間で交わされた会話に共感の声が集まっている。

無気力になった涼次


夫・涼次(間宮祥太朗)の「映画監督になる!」という夢を支えるため、家計をきりつめ「100円ショップ 大納言」で身を粉にして働いていた鈴愛。その甲斐あって、涼次は2年かけて脚本を書き上げ、念願の監督デビューをつかみかけた。

脚本を書きあげたときの涼次。この笑顔はもう見られないのか(C)NHK


だが、涼次の師匠・元住吉祥平(斎藤工)が名乗りをあげたせいで、涼次の監督デビューは立ち消えに。祥平が良心の呵責に耐え兼ね自殺未遂騒ぎを起こしたため、涼次は怒りのやり場も失い、すっかり自暴自棄に。26日放送の第100話では、毎日を無気力に送る涼次の姿が描かれた。

そんな中、久しぶりにボクテ・ユーコと喫茶店「おもかげ」で顔を合わせた鈴愛。鈴愛は2人にいきさつを話し、「私、たぶん人生にはたった一度しかない、ここ!今!っていう瞬間があるような気がするんだよね」と、涼次が監督デビューできなかったことを悔やんだ。

「後悔がない」ユーコの言葉の真意


そこでユーコが語り出したのが、秋風塾での経験から生まれた人生観だった。「人生ってさ、あのときああすればよかったとか、あれをやっとけばよかったって後悔するっていうでしょ。そういうの、わたしも鈴愛もないんだよ。ちゃんと挑戦して、そして、ちゃんと『お前じゃダメだ』って漫画の神様に言われた」。精一杯漫画に打ち込み、デビューと漫画誌での連載、アイデアの枯渇と挫折。すべてを経験したからこそのユーコの言葉に、鈴愛とボクテは静かに耳を傾けた。