――トム・クルーズさんは、1作目の頃と全然変わってないですよね。
不老不死なんじゃないかって思っちゃうくらい(笑)。全く年齢を感じさせないですよね。今回でも、骨折しながらもアクションの撮影を続けたり、ヘリを操縦するために2000時間も訓練したり。やることが尋常じゃないです(笑)。
――アフレコをする時に心掛けたことは?
僕が声を担当したのは、ヘンリー・カヴィルさんが演じたオーガスト・ウォーカーという人物。彼は、CIAの凄腕エージェントで、体が大きいし、ルックスもワイルドなんです。
オリジナル版を見せていただいた時に低めの声で、クールな感じだったので、その部分を意識しようかなと。人間の音域というのは上は伸びるんですけど、下は基本的に伸びない。
訓練をしても限界があるんです。だから、自分が出せる一番低い声で演じようかなと思いました。ちょっとでも高くなってしまうと、キャラクターが変わってしまいますから。
ヒゲを生やしているルックスに合った低い声で演じることを心掛けました。
――のどの負担が大きかったんじゃないですか?
そうなんです。数日かけて収録しました。ちょっと時間がたつと声の出し方を忘れたりするんですよ。疲れてくると声のコントロールもうまくできなくなるし。
ウォーカーのワイルドな声を保つのは、なかなか難しかったです。ずっと「自分は強いんだ」「ヒゲが生えているぞ」って思いながらアフレコに臨んでいました。
――映像を拝見しましたけど、すごく合っていると思いました。
成長したなと思ってもらえたらうれしいです。親目線で(笑)。自分では分かりませんからね。あとは、見てくださった方に評価していただければ。
全然気にならなかった、違和感がなかったよと言ってもらえたらいいなと思っています。
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