毎日放送系で7月7日(水)からドラマ「MM9」が放送される。本作品は山本弘原作の同名小説をドラマ化したもので、特異生物=M(モンスター)が出現する世界でMの出現を予報・分析・周辺地域への警報発令を職務とし、日夜働いている気象庁特異生物部対策課通称・”気特対”のメンバーを中心にMが存在する非日常の世界で暮らしながらも、日常の生活を送っている彼らの人間味あふれるストーリーになっている。
その中で、”気特対”の新人職員として加わる藤澤さくらを演じる石橋杏奈にインタビューを行った。
――まず、石橋さん演じる藤澤さくらはどういう人物ですか?
自分をすごく持っていて、芯がしっかりしている子です。卒業してすぐ(”気特対”に)入ってきたから言葉使いが悪いんですけど礼儀を知らないわけではなく、自分がこの人に負けたと思わないと敬語を使わないという(マイ)ルールがさくらにはあるんです。いつも明るく髪もアップで衣装も明るい。“気特対”ではひとり浮いている感じですね。
――きょうの衣装も、とても明るいですね。
役の衣装にも似ていてさくらを思い出しますね。いつも気特対のジャンパーを着ていて、パーカーに、ロンT、スカートかズボンでニーハイかレギンスという衣装がほとんどです。原色ばかりです(笑)
――石橋さんと藤澤との共通点はありますか?
普段はけっこう人見知りなので慣れるまで静かなんですが、慣れるとさくらみたいに明るくなりますね。打ち解けたときの明るさはさくらに似ていると思います。
――藤澤には「自分が負けたと思える人にしか敬語を使わない」というマイルールがありますが、石橋さんにも独自のルールはありますか?
そうですね…、「人に流されない」です。自分を持っていないと駄目だなって心がけています。
――作品中にはモンスターが登場しますが、現実の世界に出現したらどんな反応をしますか?
ビックリですね。ただ好奇心がかなり強いので、珍しいものを見れたといううれしさもあると思います。でも実際、目の前に現れたらうれしいとかはないですね!
――気特対のメンバーは個性的な人が多くいらっしゃいますが、印象はどうでしたか?
加藤貴子さんはとてもかわいい女性でしたね。2人きりのシーンがあったのですが、その撮影の時に「なんか困ったことがあったら私に言ってね」とか、カイロを差し出してくれたりとかすごく気を遣っていただいて、とても優しい方でした。演技も、(加藤さんは)教授役だったので難しいせりふが多くて苦労されていたんですが、最終的には自分のものにされていたのでそこがかっこいいなって思いました。
――ドラマ「ヤンキー君とメガネちゃん」でも共演された皆川猿時さんは?
すごく面白い方です。お芝居も面白くて、テレビで見ていてもその面白さが伝わってきます!
――そんな個性的なメンバーがそろっている“気特対”ですが、撮影時の印象的な出来事は何ですか?
ん〜、濃すぎて…。気特対室の中での撮影は基本的にみんながそろうのですが、その時が一番面白いですね。特に休憩時間が楽しくて、その楽しさが演技にも表れているという感じですね。
――今回は明るく元気な役でしたが今後やってみたい役はありますか?
そうですね、しっとした役、感動したりぐっときたりする役をやってみたいです。
――最後にメッセージをお願いします!
当たり前のようにMが現れて、非日常的な話なのかなと思ったんですけど、ひとりひとりの個性が強いので人間らしいドラマになっています。そこがリアルなので、ぜひ見てもらいたいです!
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