ゴッホは“太陽”になりたかった!? 平井堅がゴッホの新解釈を曲に込める!

2010/07/08 11:41 配信

音楽 芸能一般

TBS主催「没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった」が10月1日(金)から、東京・六本木の国立新美術館で開催され、平井堅が書き下ろした「太陽」がテーマ曲に決まったことが分かった。

同展は、ゴッホの日本初出品作や代表作に加えて、ゴッホに影響を与えた画家たちの作品など120点余りを展示。ゴッホ自身が集めたコレクションなども紹介されるほか、TBSアナウンサー・安住紳一郎が展示会音声ガイドのナレーションを担当する。

テーマ曲を歌うことになった平井は「ゴッホに関する文献や画集、映画を見たり、ゴッホをテーマにした舞台を見ました。今ではちょっとしたゴッホ通と自称できるくらい自分なりに深く学びました。ゴッホという人物は、彼の作品で言えば『ひまわり』もそうですが、“陽の光”をすごく大切に思っていて、“太陽”にあこがれて、“太陽”になりたくて、同時に“太陽”のような方だったのではと思い、この『太陽』を作りました」とコメント。

楽曲については「ゴッホは、生前いろんな“陽の光”を求めて、さまざまな場所を旅する訳ですが、太陽にあこがれる部分と自分自身が太陽のような人なので、時に人を傷つけてしまうし、自分自身の熱さに耐えられない部分、感性が研ぎ澄まされることによって耐えられない部分があったのでは…」と平井なりの解釈で曲を書いたことを明かした。

なお、「太陽」は8日(木)からTBSのテレビスポット、オフィシャルHP、今秋放送予定の特別番組のテーマ曲としても使用される。