産婦人科の“影”描くドラマ「透明なゆりかご」、院長役の瀬戸康史が感じた「知らないことの怖さ」〈前編〉

2018/08/15 07:00 配信

ドラマ インタビュー

瀬戸は全話の台本をボロ泣きで読んだそう


僕が抱っこすると、毎回赤ちゃんがおしっこを(笑)


――新生児との撮影もありますが、赤ちゃんは生まれてどのぐらいですか。

だいたい生後二週間とかですよ。だから最初はすっごい怖くて(笑)。不安のほうが大きかったですね。落としたらどうしようとか。

――触れ合ってみていかがですか。

命の重みを感じています。撮影上、赤ちゃんのロボットを使うシーンもあるんです。ロボットも動いたりするんですけど、本当の赤ちゃんはその動き方や重みとは全然違うんですよね。

最初は抱っこするだけでも緊張していたんですけど、もう今は、だいぶ取り上げたので(笑)。重い子もいれば軽い子もいらっしゃって、その度にすごく生命を感じています。

――新生児のいる現場ならではのハプニングもありそうですが。

僕が抱っこすると、毎回赤ちゃんがおしっこするということがありましたね(笑)。

お母さんの手から僕の手に渡ったときに、おしっこがぴゅーって。必ずなんです、100%。なぜかは分からないですけど、「元気だな」って。

後編へ続く

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