飯豊まりえ、1年を振り返り「カメラの前に立つのが怖くなくなりました」
2017年7月に放送したドラマ「マジで航海してます。」(TBSほか)の約3年後を描いた続編で、放送中のドラマ「マジで航海してます。~Second Season~」(毎週火曜夜1:28-1:58ほか、TBSほか)。
前作同様、飯豊まりえと武田玲奈が主演を務め、海洋大学を卒業した真鈴(飯豊)と燕(武田)が、社会人として一歩踏み出し、仕事や人間関係、さらに恋愛に奮闘する姿を描く。今作では、三等航海士として船舶で働く真鈴と、三等機関士から陸上勤務に異動となってしまった燕、海と陸それぞれのエピソードを送る。
今回、ザテレビジョンでは、真鈴を演じる飯豊にインタビューを実施。続編が決定した時の気持ちや、共に主演を務める武田の印象などを語ってもらった。
――続編が決まった時の気持ちを教えてください。
前作の撮影中から、「数年後に続演ができたらいいね」って何となく話していたので、それが1年後にすぐ形になったのですごくびっくりした気持ちとうれしさでいっぱいでした。見てくださる方の期待に応えられるような、パワーアップした作品を作らなきゃっていうプレッシャーもありましたが、楽しみながら撮影ができたのでとりあえず一安心しているところです。
――今回は前作から約3年後のお話ですが、真鈴を演じるにあたり変化させていない部分はどんなところですか?
今回は航海士としてのお仕事事情も描かれているので、最初の頃は「ちゃんと真面目にやらなくちゃいけない!」って固くなっちゃっていたんです。ですが、それだとこの作品の良さがちょっと薄れちゃっているなって私は思って…。なので、ふざけられるところはふざけていこうと考えて、前回同様いろいろとアドリブをしてみたんです。そうしたら他のキャストさんにもそれが伝染していって、化学変化が起きて面白かったです。
監督からは「(真鈴は)大人になっていてほしい」とは言われてはいましたが、3年でそんなに人格は変わらないぞって私は思っていて(笑)。ですので、あまり変えずに演じました。実際、この3年間、真鈴ちゃんも航海士としていろいろと仕事をちゃんとしてきているんだと思っていたら、やる気は人一倍というのは変わらないんですが、仕事は全然できないんです(笑)。
――前作から振り返って、真鈴から見た燕の成長した点はどんなところですか?
燕ちゃんに関しては、陸に出てまだ1カ月しか経っていないのに、何だかあか抜けちゃって(笑)。毒舌になっているし、人慣れしていますよね(笑)。言葉遣いなどにも今時っぽさがすごく出ていて、真鈴の「燕ちゃん変わりましたね」っていうせりふもあるんです。本当に3年くらい会っていないんじゃないかって感覚になるくらい、「ずいぶん変わったな」って感じたんですが、そのリアルさも面白さの一つだと思いますね。