飯豊まりえ、1年を振り返り「カメラの前に立つのが怖くなくなりました」
――今回の撮影で改めて気づいた、武田さんのいいところはどんなところですか?
私の目を見て話してくれるようになったんです! 今までは私の鼻を見て話していたり、前作ではクランクアップする前日にやっと私の名前を呼んでくれたり…(笑)。そのくらい、人見知りなんですよね(笑)。
でも1年越しに会ったら、コミュニケーション能力がすごく高くなっていて。すごいと思いましたし、私が焦ってしまうほどお芝居もレベルアップしていました。あと、すごくポジティブ! 私はたまに後ろ向きになってしまうんですが、玲奈ちゃんはいつもピンピンしていて「まぁまぁ、頑張ろうよ!」っていつも言ってくれるんです。本当に助かっています。
玲奈ちゃんとは同じシーンはあまりないんですが、そのぶん絆や距離はすごく縮まっていますし、信頼関係も深まっています!
――この1年で役者として成長できたなと思える部分を教えてください。
カメラの前に立つのが怖くなくなりました。「こういう風にやろう」ってお芝居を付けていくのではなくて、その時に思ったものを出すようになりましたね。泣きのお芝居も構えたりせず、その場の雰囲気を感じた方がグッとくると気付きました。去年は、感情的になるシーンでかなり苦戦していたのですが、この1年で現場で学んだことが、今回時間を掛けずにできるようになりましたし、今回は同じ役だからこそそれがよく分かったと思います。