劇場版ゴキゲン帝国がワンマンライブで宣言「2021年、武道館ライブを目指します！」
世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2018」の8月3日(金)、5日(日)のステージにも出演する、劇場版ゴキゲン帝国(略称=ゴキ帝)。“日常に転がる不条理”や、“我慢している欲望の解放”などを歌詞で展開したり、パンキッシュなサウンドにアイドルダンスを融合させたり、と独特のパフォーマンスで人気急上昇中のアイドルユニットだ。彼女たちが、4thワンマンライブツアー「お金を払うだけであなたも幸せになれるツアー」の東京公演「～東京で見つけた幸せ～」を、東京・代官山UNITで7月29日に開催した。
同ユニットは、ショートカットのリーダー・白幡いちほ(ヘアカラー=青、愛称=ちほ)、アイドルテイスト満載だけど毒もたっぷりな先斗ぺろ(ヘアカラー=黒、愛称=ぺろぽん)、パフォーマンス中は激しく歌い踊るのにMCではおとなしい廿楽なぎ(ヘアカラー=緑、愛称=なぎたん)、4月29日に加入したばかりの紫乃ありす(ヘアカラー=紫、愛称=ありす)の4人で、自身がユニットを運営する“セルフプロデュース型アイドル”であることも注目を集めている。
7月22日には大阪・阿倍野ROCKTOWNで、「～大阪で見つけた幸せ～」と題した大阪公演を成功させた彼女たち。7月29日のライブもチケットはソールドアウトするなど、会場規模を広げながらも着実に人気を獲得していることがうかがえる。
東京公演当日はファン600人が詰めかけ会場は超満員。ライブ冒頭のオープニング動画では、なんとツアータイトルから模した、メンバーが“マルチ商法を仕掛けている人たち”(顔にモザイクをかけ音声は加工)に扮した映像が流れ、彼女たちのワンマンライブではおなじみの演出に早くも会場はヒートアップ。
暗転すると大歓声が沸き起こり、まばゆいほどのサイリウムが降られ、ライブがスタート。アイドルユニットとしては珍しく、この日のステージにはバンドセットが組まれ、“生ライブパフォーマンス”で激しく盛り上がった。また、代表曲の一つ「人の金で焼肉食べたい」をはじめ、リーダーの白幡が作詞を担当しており“あなたの言いたいこと、思っているけど口にできないこと”が的確に表現されている。楽曲はパンキッシュなものからテクノ系までテイストの幅が広く、曲に合わせた細かくコミカルな振り付けも人気の理由の一つだろう。
4人は終始ステージ上で熱いパフォーマンスを繰り広げ、ファンを魅了した。アンコールを受け登場したメンバーが発した「これからも一緒についてきてくれますか！」の声に、会場の声援は大爆発。さらにリーダーの白幡は「2021年、武道館ライブを目指します！」と宣言。続けて「そのためにステッカー8,000枚(日本武道館のキャパシティー)を配る予定なのでもらってください！」とコメント。(ステッカーは9月から配布予定)
この日のセットリストは「I NEET YOU」「スタンドアップ」「Nice to meeting」「カミサマ」「深夜のラーメン最高」「アイドルなのに」「化学式AI」「エゴサしてブロック」「大切なお知らせ」「Summer☆panty」「人の金で焼肉食べたい」「GGT-ROCK」「vs.MAD」「すごいすごい優勝の歌」の14曲。アンコールで披露したのは、バンドセットでの初お披露目となる「君の名、誓いの夜」のほか、「売れたいカプリッチョ」、“激しさ”“楽しさ”“感動”が詰め込まれた「Re:starlight」。最後の曲ではファンが用意した黄色いサイリウムが会場を埋め尽くした。
ゴキ帝の今後のスケジュールは、9月に公式ファンクラブ「Avalanche」(アバランチ)がスタート、11月には待望の2ndアルバムをリリース、12月には東名阪ワンマンツアーが決定している。同ツアーは12月8日(土)に大阪・阿倍野ROCKTOWN、12月16日(日)に愛知・名古屋ell.SIZE、'19年1月12日(土)に東京・新宿BLAZEで開催予定。
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