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21世紀の「ヘッダ・ガーブレル」に大地真央!!

2010/07/18 17:00

イプセンの名作「ヘッダ・ガーブレル」に大地が挑戦
イプセンの名作「ヘッダ・ガーブレル」に大地が挑戦

舞台「ヘッダ・ガーブレル」の制作発表が7月13日、新国立劇場にて行われ、出演者の大地真央、益岡徹、田島令子、七瀬なつみらが登壇した。

今回、新国立劇場演劇部門の芸術監督に宮田慶子が就任し、2010/2011シーズンの幕開けを飾るのが、イプセンの不朽の名作「ヘッダ・ガーブレル」。同作は、「人形の家」や、「ペール・ギュント」で知られるヘンリック・イプセンの作品の中でも、もっとも現代的と称され、120年もの間、さまざまな大女優によって演じられてきた作品だ。

その主人公、ヘッダ・テスマン婦人を演じるのが、大地真央。大地は演じるにあたり「初めての役どころで、いい緊張感の中、とてもワクワクしています」と胸の内を明かした。

また、夫のヨルゲン・テスマンに益岡徹。ヨルゲン・テスマンのおばを田島令子。更に共演者は七瀬なつみ、羽場裕一、山口馬木也、青山眉子といった演技派がそろった。

登場人物1人1人の欲望や、野望、愛情を表現し、強く、気高く、魅力的に生きる主人公ヘッダの身の上に起きるさまざまな事件と内面の変化の果てに、ドラマティックな結末が待つ。

大地は、「宮田先生の芸術監督としての第1弾に、お声をかけてくださった事をとてもうれしく思っています。同時に、非常に責任も感じています。でもきっと、こういう緊張感がいい結果を生むであろうと信じて、皆さんと一生懸命おけいこを積み重ね、21世紀のヘッダ・ガーブレルを作っていきたいです」と意気込みを語った。

また益岡は、「イプセンといえば、シェークスピアのような、遠くにある山という感じに思っていたのですが、今回呼んでいただいて、うれしく思います。遠くの山だったんですが、何とか自分もとりつきたいと思っています」と喜びを語った。

最後に宮田は、できるだけ多くの方に劇場に足を運んでもらいたいと考え、入場無料の「マンスリー・プロジェクト」の開催を発表。リーディングあり、講座あり、トークセッションありの、多彩なプログラムを用意し、直近の演劇公演に多角的にアプローチしていくという。9月のプログラムは、ヨン・フォッセ作「スザンナ」のリーディング公演となっており、「ヘッダ・ガーブレル」に出演する七瀬、青山、田島が登場する。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

「ヘッダ・ガーブレル」
9月17日(金)〜10月11日(月)
新国立劇場・小劇場

画像一覧
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