<半分、青い。>松雪泰子&原田知世が演じる“母の友情”に視聴者“涙”「ホロッときた」
“ママ友”としての晴と和子
ふたりの関係は、今でいうところの“ママ友”。子育ての悩みや苦しみ、悲しみを分け合い、母として成長してきた。
片耳の失聴や漫画家修行、出戻ったと思ったら2号店出店を言い出すなど、険しい道を歩む鈴愛の母であり続ける晴。命にもかかわる病に襲われ、不安と戸惑いの渦中にいる和子。状況は違っても、ふたりはそれぞれに高い壁の前にいる。
和子が口にした「人と笑うと、楽しみが倍になる」「人が一緒に泣いてくれると、悲しいのが減る」は、ふたりが“ママ友”として支え合ってきた37年間の象徴のような言葉だ。人の親になることは、戸惑いと困難の連続。ママ友は、母が母親として成長するために必要な戦友なのだ。
第116回は「花野、初めてのおつかいへ」
和子に背中をふわりと押され、晴は2号店出店に俄然乗り気に。実はつくし食堂の経営状況をきちんと理解していたのが晴だけだった、ということも露呈した第115回。
14日放送の第116回では、つくし食堂2号店開店に向け、鈴愛が仙吉(中村雅俊)から五平餅作りの特訓を受ける。宇太郎や晴も準備に大忙し。そんな中、鈴愛の娘・花野(山崎莉里那)は和子への差し入れを持って萩尾家に初めてのおつかいに行く。無事に到着した花野を、律和子、弥一(谷原章介)は大歓迎。遊んでいるうち漫画が読みたいと言い出した花野に、律は鈴愛が漫画家だったとつい口をすべらせて――。