妻・香奈(黒木)との結婚式を終えた田原秀樹(妻夫木)が働く会社に、謎の訪問者がやってくる。取り次いだ後輩いわく「チサさんの件で」とのことだが、秀樹の脳裏に疑問がよぎる。
チサとは、妊娠した香奈と喜び勇んでつけたばかりの娘の名“知紗”だった。訪問者の正体は分からぬまま、“それ”と会話した後輩は謎の死を遂げてしまう。
その2年後、知紗をでき愛する秀樹の周囲で不可解な出来事が起こりだす。
「何かに狙われているのでは?」と恐れた秀樹は、知人のつてでフリーライターの野崎(岡田)と、その恋人で強い霊感を持つ真琴(小松)を紹介してもらうことに。
しかし、真琴もそれの強大さを思い知る。それにカタをつけるため、真琴の姉で、国内一の霊媒師・琴子(松)をはじめとした神社の神職、沖縄のユタなど、全国から猛者達が次々に集結。
そして、クリスマスの夜、ついにそれとの戦いが幕を開ける…。
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